腸の働きを促す「腸活」は、ダイエットや美容にも効果があると話題の健康法。食生活や運動など腸の健康を保つ方法はいくつかありますが、ネット上には「腸のための健康法ってまずどれから試せばいいの?」「断食とかもあるけど勇気が出なくて…」「まず自分の腸がどうなってるのかよくわからないよね」と悩む声も数多く上がっていました。腸の健康を保つためには、内部だけでなく腸そのものが正しい位置にあるか確かめることも大切。今回は、腸の状態をチェックする方法と改善のためのストレッチをご紹介します。
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おへその形で腸の状態をチェックできる?!
便秘解消やバストアップにも効果があるという「腸ストレッチ」のやり方を教えてくれたのは日本美腸協会の代表理事・小野咲さん。
小野さんが広めている「腸ストレッチ」は、下がってしまった腸の位置をもとに戻すためのもの。腸が下がっていると、便秘や下腹部の肥満といった症状につながります。体の外から腸の位置を確かめるためには、おへその状態をチェック。おへそが横になっていたら、腸が下がっている証拠です。
腸のストレッチを始める前に、まずは準備体操から。足を肩幅に開き、両手を太ももの上においてください。鼻から5秒息を吸い、万歳するように手を体の上に。胸とお腹を伸ばすことを意識して、目線は指先を追います。次に口から息を細く吐き、10秒かけて手を太ももに下ろしていきます。視線はおへそへ。お腹をつぶすようなつもりで行いましょう。この体操には腸の血流を改善し、体を温める効果がありますよ。
腸を刺激する「すみませんストレッチ」
準備体操が終わったら、続いて便秘に効く「すみませんストレッチ」に挑戦。足は肩幅に広げて、右手を腰骨の上、左手を肋骨の下に置きましょう。背筋は伸ばしたまま体を腰から90度くらいまで折ります。顔は正面です。ここでお腹をへこまし、指に力を入れてお腹をもむように刺激。ゆっくりと体を起こし、左手を少し下にずらします。再び前かがみになって同じようにお腹を刺激し、体を起こします。最後は左手を右手と同じ位置に置き、同様にくり返します。3段階に分けて刺激することで、腸の詰まりやすい部分をもみほぐすことができるストレッチです。
下がってしまった腸をもとに戻すには、お腹を反らすストレッチがおすすめ。お尻の上に手を置いて、脚のつけ根を前に出すように体を反らしてください。腰から反らさないように気をつけて、下腹部を伸ばしながら体を左右に揺らします。全部で20回、ゆっくり揺らすことで腸の位置を改善。胸の下が引き締まりバストアップの効果も期待できるそうです。
7月3日放送の「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」(テレビ東京系)で紹介された腸ストレッチ。試してみた視聴者からは、「すみませんストレッチ、名前は面白いけど効いてる感じある!」「伸ばしてたら腸の中が動いてびっくり」「腰に負担もかからないし続けてみたい」と好評の声が続出。腸に元気がないと感じたら、すみませんストレッチを試してみては?
文/プリマ・ドンナ