これまで2万人以上を美ボディに導いてきた、“ダイエット王子”こと小山圭介さんが、ダイエットのお悩みや疑問に回答! 今回は、外食で食べ過ぎてしまった後など、脂肪がつく前にカロリーを消費するエクササイズを教えていただきます。
Contents 目次
今回のお悩み
これからの時期、友だちや仕事のつき合いの飲み会、外食が続きます。有酸素運動をしたいけれど、外に走りに行くのはちょっとハードルが高くて…。太らないために、自宅でできるエクササイズを教えてください!
“ながら”でできるリズム運動でカロリーを消費しよう
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
外食で食べ過ぎたあとは、体内にカロリー(エネルギー)が余った状態です。外食後、時間と体力に余裕があれば、たくさん歩いて帰るのがいいのですが…夜遅くなったときなどは、なかなか難しいですよね。
自宅で手軽にできるのが、「その場もも上げ」と「その場腕振り」です。上半身と下半身の動きを分けることで、腹筋に力を入れた姿勢を保ちやすくなります。
テレビを観ながら、音楽を聞きながらなど“ながら”でゆっくり行っていいので、とっても簡単。それでは、やり方をご説明します!
太ももを高くアップ!「その場もも上げ」
「その場もも上げ」は、腹筋に力を入れ、上体の姿勢を保ったまま太ももを高く上げることがポイント。
また、足踏みをするときは、できるだけ音を立てないようていねいに行いましょう。
<やり方>
<1>
まっすぐ立ち、お腹をヘコませ、そのまま引き上げます。猫背にならないよう、肩を少し後ろへ。
この上体の“IN&UPの姿勢”を脚を動かすときもつねにキープします。
<2>
左右の太ももを交互に高く上げて、その場で足踏みをします。
足音をできるだけ立てないようにし、つま先とひざはつねに正面を向けて。
これを30回くり返します。
<3>
<1>の姿勢から、左の股関節を外側に大きく回して着地。
右脚も同様に行い、左右交互に10回くり返します。
次に、左右の股関節を交互に内側に回します。これを10回くり返しましょう。
<★これはNG!>
脚を上げるとき、腹筋の力が抜けて上体が前に傾いてしまうのはNG。<1>のIN&UPの姿勢をキープしながら行って。
上記の回数は目安なので、余裕があれば5分でも10分でも続けてOK。
エネルギー消費量をさらにアップ!「その場腕振り」
「その場もも上げ」の動きに疲れてきたら、次は「その場腕振り」に切り替えを。ポイントは、腕を速く振り過ぎず、続けられる速さでリズム運動を長く続けることです。
<やり方>
片足を前に踏み出し、腕を左右交互に大きく振る。
このとき、腕の動きとともに上体がねじれないよう、腹筋に力を入れながら行いましょう。
左右50回×2セットを目安に。
紹介したエクササイズは、長く続けるほうがエネルギー消費量がアップするので、続けやすいスピードで行ってみてください。
とはいえ、運動だけでカロリーオーバーした分をすべてリセットするのは大変なため、そのあとの食事で摂取カロリーを少し減らすなどして調整することも大切です。
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撮影/山上忠 ヘア&メイク/斉藤節子 モデル/蒼木まや 取材・文/掛川ゆり