みなさんは予定していたタスクを完了できなかったとき、ちゃんと罪悪感を感じていますか? じつは私は、あまり感じたことがありません。たとえば先日も「今日から毎日走ろう」と決めていたのにもかかわらず、実際に走ったのは最初の1回だけ。そんな自分を反省するならまだしも、1回走った私にご褒美…と理由をつけて甘いものを食べてしまいました。そろそろこの腐りきった根性をどうにかしなければと思っていた矢先、偶然見つけたのが追い込み型ToDoアプリ「バナナToDo」。ネット上では「タスクを完了できなかったときの罪悪感がスゴい!」と話題のようですが、果たして…。
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タスクを放置し続けると“バナナ”が腐る!?
同アプリは、一見バナナが多めな普通のToDoアプリ。しかしApp Storeのプレビュー欄を見てみると、「追い込み型ToDoがあなたをしっかり追い込みます」との記載が。追い込み型ToDoという言葉が気になるところですが、とりあえず百聞は一見に如かず。さっそくアプリを起動させてみましょう。
まず同アプリのHOME画面はこんな感じ。画面上部にはかわいらしい9つのタグが並んでおり、その左下にはToDoを追加できる「+」ボタンがあります。
ToDoの編集画面ではタスク内容とタグ、そして期限(〆切)が設定可能のよう。期限は「日にち単位」「1時間単位」「分単位」で入力できるみたいなので、試しに今日中にやりたいタスクをいろいろ入力してみました。いちばん期限が短いのは、15分以内に実行するように設定した「ウォーキング」です。
入力を終えると、HOME画面に先ほど入力したタスクが表示されるように。タスクをタップすれば「Details」画面に飛ぶことができ、はじめのうちは青いバナナが映し出されます。
ところが数分も経つとバナナに異変が…。青かったはずのバナナはいつの間にか黄色に色づいており、10分後にはHOME画面に“シュガースポット”が出現! バナナ的には食べ頃ですが、このままタスクを完了させないと一体どうなるのでしょうか。
バナナは時間と共にどんどん熟していき、最終的に画面がシュガースポットだらけに。結局バナナはそのまま、まっ黒になって腐ってしまいました。なんだろう。タスクを達成しなかったことよりも、バナナを腐らせた罪悪感のほうがスゴい…。“追い込み型ToDo”とは、そういう意味だったんですね。
実際にネット上でも、「ありそうでなかった発想! あと回しにしてばかりの私にはぴったりのアプリ」「バナナを腐らせたくないがために、嫌でもタスクを完了させたくなる(笑)」「腐るとToDo内容が見えなくなるユニークな発想が素晴らしい」といった反響が続出。
ついついなんでもあと回しにしてしまう人は、「バナナToDo」で自分を追い込んでみてはいかが?
<レート>
4.0(最大5/App Store/3月9日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:aseishi hirotaka
サイズ:10.1MB
互換性:iOS 8.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:英語
年齢:4+
Copyright:(C)STUDIO ANASTROPHE
文/矢野りさ