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鏡の前で「ちょっと老けたかも…」 そんなときこそとり入れたい「ごま」の超アンチエイジングパワー
Contents 目次
「抗酸化えびごま」の作り方
桜えびパウダーとすりごまを1:2の割合で混ぜます。すりごま大さじ2杯分を含む量を目安に毎日食べましょう。桜えびパウダーはネット通販などで購入するのが便利ですし、ミキサーを使って桜えびをパウダーにしても作れます。
「桜えびは殻ごと食べられるのでカルシウムたっぷり。 骨を強くしてくれるうえに高たんぱく・低脂質のヘルシー食材です。たんぱく質を合成しているアミノ酸由来の豊かなうま味が料理に風味を与えます。赤色はアスタキサンチンという抗酸化物質で、ごまの抗酸化力を補強してくれます」(伊藤先生)
さらに、ごまは女性が陥りやすい貧血にも効果的。疲れやすい、元気がない、イライラするというのもじつは鉄分が不足しているからかもしれません。
「鉄欠乏性貧血は女性全体の4割が高リスクといわれます。貧血からくる疲れやすさやイライラの解消にも、造血に役立つミネラル豊富なごまがオススメです」と伊藤先生。
鉄は血液細胞のひとつである赤血球をつくる役目を果たし、この鉄から赤血球がつくられるのを助けるのが銅です。ごまのなかには、鉄も銅もたっぷり。ごま30gで、鉄は1日必要量の4分の1、銅は1日の必要量に充分な量をとることができるそうです。
そこに桜えびパウダーを合わせ、「抗酸化えびごま」にすることで、現代人が不足しやすいカルシウムも補給できるのがうれしいところです。
栄養アップの「えびごま卵焼き」
いつもの卵焼きも「抗酸化えびごま」を加えるだけで、簡単に栄養アップ。お弁当にもオススメです。
【材料】(2人分)
抗酸化えびごま 大さじ1
卵 3個
白だし(希釈したもの) 大さじ1
オリーブ油 適量
大根(おろす) 3cm長さ分
【作り方】
(1)ボウルに卵を割りほぐし、白だしと「抗酸化えびごま」を入れてよく混ぜる。
(2)卵焼き用のフライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、キッチンペーパーで余分な油を拭きつつなじませ、(1)の1/3〜1/4の量を流し入れ焼く。表面が半熟状になったら、奥から手前に卵を折り畳み、全体を奥へ移動させる。
(3)フライパンの空いたスペースにオリーブ油をなじませ、卵液を流し込み(奥に寄せた卵焼きの下にも流す)、(2) の作業を繰り返しながら焼いていく。焼き終わったら熱いうちに、ラップをした巻きすで巻いて形を整えておく。
(4)粗熱がとれたら巻きすから外し、切って器に盛りつけ、大根おろしを添える。
2週間のモニターテストでは、最大で酸化ストレスが14%減、糖化年齢がマイナス5歳という結果に。実感は人それぞれですが、ほとんどの人がお通じの改善を実感したそうです。さっそく、「抗酸化ごま生活」、始めてみませんか。
参考書籍
『医師がすすめる抗酸化ごま生活』(アスコム)
文/FYTTE編集部