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    「ペットボトルのふたが開けられない」は、女性に多い“ある病気”の初期症状かも!

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ペットボトルのふたを開けている女性

ふだんから健康に気をつけている人でも、ちょっとした体調の変化は疲れやストレスのせいにして見過ごしてしまいがち。でも、「ペットボトルのふたが開けられない」とか「貧血ぎみで体がだるい」「指輪がきつくなった」といった日常生活でありがちなことが、病気のサインかもしれないのです。その病気とは、ずばり“リウマチ”。お年寄りの病気だと思っているかもしれませんが、じつは40代女性の発症率がもっとも高く、100人に1人が発症する決して他人事ではない病気です。今回は湯川宗之助さんの著書『リウマチは治せる! 日本一の専門医が教える「特効ストレッチ&最新治療」』(KADOKAWA)から、見逃しがちなリウマチの初期症状についてお伝えします。


意外な事実! リウマチは30~50代女性に多い病気

手のこわばりを感じている女性

“リウマチ”と聞くと、高齢の人の病気というイメージがあるかもしれません。
でも、それは大きなカン違い。たしかに、指が曲がっていたり、痛みをこらえながら体を動かしている年配の方には、リウマチの患者さんが多くいらっしゃいます。
けれど、高齢になってリウマチを発症したのかというと、そうではありません。リウマチは30代~50代で発症することが多く、発症のピークは40代。リウマチになった人の60%が、50歳未満で発症しています。(『2015年リウマチ白書』より)
また、リウマチの患者数は男性1に対して、女性は4~5と圧倒的に女性のほうが多いのです。リウマチがなぜ起こるのかはまだ解明されていませんが、女性ホルモンと関係しているのではないかと言われています。
仕事や子育てに忙しい時期に起こりやすく、忙しさを理由に病気のサインを見逃さないことが大切です。

つい見逃してしまいがちなリウマチの初期症状

チェックリスト

冒頭で、「ペットボトルのふたが開けられない」「貧血ぎみで体がだるい」「指輪がきつくなった」という例を出しましたが、ほかにもリウマチの初期症状にはさまざまなものがあります。以下のチェックリストに当てはまるものがないか、確認してみましょう。ひとつでも当てはまるものがあれば、リウマチの初期症状の可能性があります。

<リウマチの初期症状 チェックリスト>
□ ペットボトルのふたが開けられない
□ 起床時に手がこわばって動かしづらい
□ 体がだるい
□ 微熱が続く
□ 食欲がない
□ 体重の減少
□ 貧血ぎみ
□ 朝食を作るとき、動作に違和感がある
□ 歯ブラシが使いにくい
□ お箸をじょうずに使えない
□ ドアノブが回しにくい
□ 家のカギが開けにくい
□ 靴ひもが結びにくい
□ ハサミが使いづらい
□ ホチキスが使いづらい
□ パソコン入力がしづらい
□ 電車のつり革を持つ手に、違和感がある
□ パジャマのボタンがはずしにくい
□ TVのリモコンが押しにくい
□ 今まではスッと入った指輪が、関節にひっかかる
□ 歩きづらくなった

リウマチは早期治療が何よりも大事!

医師の診察を受ける女性

リウマチは炎症物質が体に滞留することによって起こります。そのため、先のチェックリストの項目も朝起きてすぐに現れやすく、体を動かしているうちに症状が消えることもあります。ですが、少しでも違和感を覚えたら、疲れやストレス、加齢のせいと決めつけないで、病院を受診することをおすすめします。
なぜなら、リウマチは早期治療が何よりも大事だからです。
以前は、リウマチはゆっくり進行すると考えられており、指などの関節変形は発症から10年以上経って起こるとされていました。しかし最近では、リウマチ発症後2年以内に関節の破壊が始まるというデータが出ています。とはいえ、むやみに恐れる必要はありません。効果的な治療薬もあり、早期治療を行えば、関節の変形は防ぐことができます。“不治の病”と言われたリウマチですが、現代では完治する病気なのです。
初期症状のチェックリストを定期的に確認して、リウマチのサインを見逃さないように過ごしましょう。

文/出雲 安見子

リウマチは治せる! 日本一の専門医が教える「特効ストレッチ&最新治療」』(KADOKAWA)

湯川宗之助 (ゆかわ・そうのすけ)

湯川宗之助 (ゆかわ・そうのすけ)

湯川リウマチ内科クリニック院長。父、兄ともにリウマチの専門医というリウマチ医一家に生まれる。2000年、東京医科大学医学部医学科卒業。研修医時代、20代の女性がリウマチで手が変形した姿を見たのがきっかけで、当時は難病と考えられていたリウマチ・膠原病の専門医を志す。東京医科大学病院第三内科(リウマチ・膠原病科)、産業医科大学医学部第一内科学講座を経て、2015年に湯川リウマチ内科クリニック院長就任。親子2代で50年以上にわたりリウマチの研究を続け、患者数や症例数は日本一を誇る。

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