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吸水サニタリーショーツ

生理や生理痛など女性の身体や健康をケアするアイテムやサービスを指す「フェムケア(フェムテック)」。最近、耳にすることも増え、いま注目されていますが、老舗カバンメーカー「エース」から、フェムケアを扱う女性のためのセルフケアブランドが誕生しました。フェムケアとは一見、関係のないカバンメーカーですが、この2つを結びつけた想いとは—? ブランド立ち上げの立役者、市川美樹さんに開発秘話とブランドストーリーをうかがいました。


人生という“移動”をサポートする女性のセルフケアブランド

商品開発を手がけた市川さん
ブランドの立ち上げから商品開発までを手がけた市川美樹さん

女性のセルフケアブランドを新しく立ち上げた「エース」は、スーツケースやビジネスバッグを中心に扱う1940年創業のカバンメーカー。1年前に社内で新規事業の募集があり、その中から、市川さんが提案した女性のためのセルフケアブランド「pace」が採用されました。

「エースは、カバンで『人の移動をサポートする』ことを事業活動領域にしてきました。このテーマを自分なりに解釈したとき、人生も旅であり、私たちはその長い旅路を移動している最中だと考えました。日々を生きていると女性だからこそ直面する苦悩や葛藤があって、だからこそ毎日を豊かに心地よく過ごすための、女性のためのケアアイテムがもっと身近にあればいいのに—と感じ、今回の提案につながりました」(市川さん)。

企画を審査する上層部は全員が男性だったそうですが、ブランド案は採用され、商品開発に着手することに。

「生理や女性の体のバイオリズムなど、女性特有の悩みについて男性上司に理解が得られたことは、私にとっても驚きでした。カバンメーカーの社員は仕事で百貨店へも出入りするため、女性のトレンドに詳しい人もいますし、社内の女性社員の割合が増えていることも、企画が採用された理由のひとつかもしれません」

自分らしさをとり戻すアイテムをそろえたい

吸水サニタリーショーツ

人生を少しでもまっすぐに歩いていくための、女性のケアアイテムをつくりたい—そんな想いがカタチになった「pace」。

ブランド名は“自分のペースで体を労わってほしい”という意味が込められているそう。

「女性の悩みといっても本当に千差万別で…。年代によっても悩んでいることは異なります。人それぞれ悩みが違うからこそ、それを解決するタイミングや速度も異なります。だからこそ、自分のペースを大切にしてほしいという想いを込めました」

企画採用から約1年かけて商品開発に取り組み、生理のときなどに使用する吸水サニタリーショーツや、デリケートゾーンのケアアイテムなどを次々と商品化。商品開発にあたり、市川さんが意識したのは、“ふだん使いの身近なケアアイテム”ということでした。そのため、フェムケアブランドではなく、セルフケアブランドとして商品を展開。気軽に手にとりやすいアイテムのラインナップと価格設定も意識したそう。

「最近、“フェムケア”が注目されつつありますが、その言葉を聞いて自分事だととらえられる人はまだ少ないように思います。どちらかといえば“一部の意識が高い人が使うもの”という印象をもっているケースも。【pace】は女性のためのケアアイテムではありますが、あえて“フェムケア”とくくってしまわず、日常を心地よく過ごすための、身近なセルフケアアイテムとして提案しました。フェムケア商品が気になっている人や初めて使う人に届いてほしいですね」

アウターアイテムだけでなくインナーケアにも注力

デリケートゾーン用の化粧水

もともとは吸水サニタリーショーツのみの開発のつもりでしたが、社内の女性を中心にいろいろな悩みをヒアリングしているうちにインナーケアも重要だと実感。デリケートゾーンのケアアイテムや和漢ブレンドティーなど、ラインナップが増えていったそう。

それでは、さっそく、「pace」のセルフケアアイテムをご紹介しましょう!

オーガニックコットン吸水サニタリーショーツ

吸水サニタリーショーツ

レギュラー(吸水量35ml)¥3,600(税込)・ボクサー(吸水量50ml)¥3,900(税込)ブラック・サーモン・スカイの3色展開。サイズはS・M・L

使い慣れないとモレが心配な吸水サニタリーショーツ。「pace」のショーツはナプキンと併用ができるよう、吸水パッドと表面の生地をあえて縫いつけず、ナプキンの羽がしまえる構造に。また、体調の変化が経血量や色で見てわかるよう、吸水パッドの色をグレーにしたのも特徴。

「社内の女性約120人へのアンケートやモニターなどを通して、改良を重ねました。オーガニックコットンを使って肌への刺激を考慮するなど、はき心地はもちろん、吸水パッド部分の幅を広めにつくり、経血量が多い日の不安も軽減しています。特にボクサーはレギュラーよりパッドも大きく、お腹からお尻全体をカバーできます。体調や日によって使い分けもできますよ」(市川さん)

デリケートケアミスト

デリケートケアミスト

30ml ¥2,850(税込)

天然由来の成分を配合したデリケートゾーン用の化粧水。ラベンダー、カモミール、ローズ、ユーカリなどの精油を配合し、さっぱり感だけでなく気持ちがほっとするような香りに仕上がっています。
「ウォシュレットだけでは解消できない気になるにおいや不快感を、外出先でもケアできます。ティッシュやコットンに吹きかけて使用できるミストタイプのケアアイテムなので、ポーチに入れて持ち運びやすいサイズを意識しました」

和漢ブレンドティー

和漢ブレンドティー

解(ほぐす)・満(みちる)・巡(めぐる)の3種類。1箱(15スティック入り)各¥1,800(税込)

天然の和漢植物エキスを配合したブレンドティーはお湯に溶かして飲むだけの手軽な粉末タイプ。

味は3種類で、リラックスしたい人には、ジャスミン茶をベースにクコの実や菊の花を配合した「解(ほぐす)」、肌の調子が気になる人には、緑茶をベースにハトムギやナツメを配合した「満(みちる)」、冷えが気になる人には、ルイボス茶をベースにシナモンや密花豆などを配合した「巡(めぐる)」がオススメ。その日の気分や悩み別に飲み分けしても◎。

CBDオイルとロールオン

CBDオイルとロールオン

オイルはノンフレーバー、ピーチフレーバー、ミントフレーバーの3種類。10mL(CBD含有量5%)¥4,200(税込) ロールオンはポジティブ、リラックス、リフレッシュの3種類。8ml(CBD含有量1%)¥2,200(税込)

CBD(カンナビジオール)の含有量が5%のベーシックなオイルは初心者でもとり入れやすい飲むタイプ。日中のリフレッシュや就寝前のリラックスときに、舌下に垂らしたり、お茶に混ぜて飲んだりして、使用します。

CBDオイルをドリンクに混ぜている様子

「フレーバーも3種類用意したので、好みに合わせて選ぶことができます。ノンフレーバーは飲み物やサラダなどにも使いやすいベーシックなタイプ。ピーチはヨーグルトや和漢ブレンドティーにプラスしてもよいですね。さわやかなミントはリフレッシュにぴったりです」

手首やうなじ、こめかみなどに塗布するロールオンタイプは、ホホバオイルをベースに、CBDと精油をブレンド。ゼラニウム&ラベンダーの香りで落ち着きたいときの「リラックス」、グレープフルーツ&オレンジのすっきりとした甘さが特徴の「ポジティブ」、クリアで爽快感のあるベルガモット&ミントの「リフレッシュ」があります。

「人生という長い旅路を快適で過ごしやすくするためのケアアイテムを、これからもっととりそろえていきたいと思っています。カバンメーカーから誕生したブランドなので、アイテムを持ち運びするのにぴったりなポーチやミニカバンなど、ふたつのブランドがつながるような商品もつくれたらいいですね」と市川さん。

毎日を健やかに生きる、そのきっかけをくれる「pace」のケアアイテム。身近な“お守りアイテム”として、日常にとり入れてみてはいかがでしょう。

公式オンラインストア

取材・文/番匠 郁

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