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お通じがビックリするほど頻繁に! 3週間で体重が1.5kg減できた足刺激生活とは?
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。生理不順と更年期症状でお悩みのモニターのMさんは、足相診断の結果、ホルモンバランスが乱れていることがわかりました。3週間の足刺激生活で、体調の変化は感じられたのでしょうか? モニターの様子をくわしくお聞きします!
Contents 目次
不調の原因がわかり心のモヤモヤが晴れ、腰痛もラクに!
Mさんは腰痛にもお悩みだったのですが、足相診断を受けた翌日に大きな変化があったそうです。
Mさん:「正直に申し上げると、これは足裏刺激のおかげではないかもしれません。というのも、先生に足裏を見ていただいた次の日から、突然腰痛が軽くなったからです。これは自分の仮定なのですが、今まで体全体の不調の原因がわからず、そのことがものすごくストレスになっていたのだと思います。それがきよみ先生の足相診断ではっきりと『婦人科系が不調の原因』と言われたので、肩の荷が下りたんですね。同じ不調の状態であっても原因がわからずどうしていいのかわからない状態と、原因があってそれをどうにかしようと思う状態では、気持ちに雲泥の差がありました」
Mさんは、腰痛は心理的な不安が原因だったのかもしれないと考えているそうです。気持ちがラクになったことで、体調が上向きになったのかもしれませんね。
足刺激はいつ、どのように行っていましたか?
Mさん:「基本的には夜寝る前にベッドの上で15~20分くらい行いました。空いた時間があれば、日中もリビングのソファに腰かけ、同じように刺激を行っていたので、1日に1~3回くらいです。左の外くるぶしの下あたり(子宮のゾーン)が常に痛いです。日によって痛みがとれることもあれば、とれないこともありました」
Mさんは自宅に“足刺激セット”を用意し、時間が空いたらこまめに刺激していたそうですね。
Mさん:「指圧棒とベビーオイル、ワセリンを100均のプラかごに入れておき、どこでもすぐできるようにしておいたのが便利でした」
Mさんのように、足刺激グッズをかごにまとめておけば、リビングやお風呂場など、足刺激をしたい場所にさっと運ぶことができて便利ですね!
Mさん:「きよみ先生に、婦人科系の不調には種や実を食べるといいとアドバイスをもらったので、おやつにいちじく、プルーン、デーツやクコの実、ヒマワリの種、カボチャの種といった種や実のものを食べるようにしました。そして、たくさんコーヒーを飲む習慣があったのですが、カフェインのとりすぎも更年期障害にはよくないと聞き、カフェインレスのフレーバーティーに切り替えました」
足刺激の効果を高めたい人は、普段なにげなくとっている食べものや飲みものを見直して、食生活も変えていくといいですね!
お通じが頻繁に! 3週間で1.5kgやせに成功
Mさんが最初に足刺激の効果だと感じたのはどんなことでしたか?
Mさん:「先生に足刺激をしてもらった当日と翌日は、夜には動けないくらいのだるさに見舞われました。そしてお通じのよさに驚きました!! 当日夜からいきなりものすごかったです。尿も頻繁に出て、ビックリしました。翌日もそれが続きました」
Mさんのように初めて足刺激を体験した人は、体の不要なものが一気に外に出るデトックス効果を感じる人がとても多いのです。それだけでも体がすっきりとして軽く感じるはずです。
Mさん:「足刺激を始めた翌週も1~2度は強い倦怠感に見舞われることがありましたが、3週間目に入ってからは全くなくなりました。朝の目覚めもよくなり、かなり元気が回復したように思います。お通じはスムーズな感じが続いていて、この3週間で1.5kg体重が落ちました」
婦人科系のゾーンの足刺激によって、ホルモンバランスなどの体調変化は感じられましたか?
Mさん:「先日、婦人科に行きましたが、排卵が本来あるべき時期にされておらず、婦人科系の問題そのものは特によくなってはいません。ただ倦怠感という、いちばんネックになっていた体調がかなり改善されてきているので、これが足刺激によってホルモンバランスの乱れが整ったという理由から来ているならば、かなり効果はあったと言えると思います」
足刺激を始める前のMさんは、夕方になると倦怠感で体が動かなくなるほどだったといいます。それが明らかに軽くなったことは、うれしい変化ですね!
Mさん:「朝もなかなか起きられずに、ぎりぎりまでベッドでゴロゴロしていたのですが、その時間がかなり短縮され、さらにはゴロゴロなしでもスッと起きられるようになりました」
これらの体調変化を感じて「とにかく気持ちがアップしてきた」というMさんですが、現在の足相はどうなっているでしょうか?
心理状態の変化まで読みとれる足相サイン
さっそくきよみ先生に診断してもらいましょう!
きよみ先生:「Mさんは腰痛が軽くなったそうですが、足相からもそれがわかりますね! 腰のゾーンの部分にあるしわが薄くなっています」
●腰のゾーン(丸囲みの部分)のしわが薄くなっている
また、足裏もいい足相に変化してきているそうです。
きよみ先生:「以前は土踏まずの色の白いのが目立っていましたが、現在は足裏全体がピンク色になってきています。これは内臓全体の調子が整っていることを示す足相です。内臓の働きがとてもよくなってきているので足の形もスッキリとし、くびれができています」
●足裏全体がピンク色に変化し、足の形にくびれができている
体全体の巡りがよくなって、老廃物を外に出す力が高まったので、体重が減るほどスッキリしたのだそうです。
きよみ先生:「足刺激前は、親指の腹にある三叉神経のゾーンにはっきりとしわがありますが、足刺激後はしわが薄くなっています。これは副交感神経のバランスが整って心の状態が安定していることを示しています」
●親指の三叉神経のゾーン(丸囲みの部分)のしわが薄くなっている
この足相変化は、不調の原因が分かり、心の不安がとれたと言っていたMさんの実感とも一致していますね!
今回、足刺激体験モニターをした感想をMさんにお聞きします。
Mさん:「何よりも先生に不調の原因をズバリと指摘していただいたことが、私にとって大きな影響となりました。心の不安自体が自分を苦しめる原因のひとつになっていたことに気づけたのです。食生活を見直すきっかけにもなり、運動などは一切していないのですが、体重が落ちました。以前ほど食べたい気持ちがなくなったのは、ストレスがなくなったからかもしれません。更年期に入るのはどうしようもないことですが、変わっていく体や心と前向きにつきあっていこうと思えるようになったのが、いちばん大きな収穫だったと思います」
今回のモニター体験では、足相から自分の不調の原因を知ることが、心をラクにすることでもあることがわかりました。そして足刺激で体調ケアをすれば、自分自身でからだを元気にすることができます。心配な不調がある人は、まずは足裏をチェックしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/牧内夕子
鈴木きよみ先生の足相学が1冊にまとまりました! 足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身の体調管理を、足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。
『すべての不調は足裏をみればわかる!』(ワン・パブリッシング刊)