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最新睡眠トレンドで不調リセット! 今日から始める快眠習慣

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最新睡眠トレンドで不調リセット! 今日から始める快眠習慣

「最近、肌の調子がイマイチ…」「仕事中、集中力が続かない…」そんな悩みを感じたとき、あなたは何を見直しますか? 実はその不調、睡眠が原因かもしれません。今回発表された「楽天グループ 2025年 睡眠トレンド予測」では、快眠をサポートする商品やライフスタイルが注目されています。美容と健康に敏感な人たちがいま見直しているのが“眠りの質”。今回は睡眠の専門家によるアドバイスや、食・旅にまで広がる快眠トレンドをレポート。今日から始められるヒントをお届けします。

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

睡眠不足は「キレイ」と「元気」を奪うサインかも?

私たちの体は、眠っている間に修復やリセットの作業を行っています。肌のターンオーバー、脳や心のメンテナンス、免疫機能の回復など、すべての土台になるのが「質のいい睡眠」です。にもかかわらず、日本人の平均睡眠時間は6時間未満が多く、経済損失は年間約15兆円にものぼるとも言われています。
「私も以前は5時間眠れるかどうかという生活を続けていたのですが、当時は15kg以上太っていたんです」と話すのは、睡眠コンサルタントの友野なお先生。睡眠を見直したことで、体重だけでなく心の余裕や肌の調子も劇的に変わったといいます。

睡眠の乱れは、肌荒れやむくみ、イライラ、さらには太りやすくなる原因にも。いくらスキンケアや食生活を整えても、眠りが浅いままではその効果も半減してしまいます。今、求められているのは「美容と健康のための睡眠」なのです。

寝る前スマホNG!? 今すぐできる快眠ルール3選

睡眠を改善するために、今日からできることは意外とシンプル。友野先生が提案する「快眠のための3ステップ」は、どれも手軽にとり入れられるものばかりです。

①寝る前にスマホを見ない

ベッドの中でSNSを見ていたら、気づけば1時間経っていた…なんてこと、ありますよね。でも実はその習慣が、眠りの質を下げているかもしれません。スマホやパソコンなどの画面から出るブルーライトが、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を妨げ、寝つきを悪くする原因に。さらに、SNSで他人と自分を比較して不安になってしまうなど、心理的ストレスも無視できません。

②帰宅後はできるだけ明るい場所に行かない

夜のコンビニやジムのような強い照明も、体内時計を乱す要因です。なるべく早めに部屋の照明を落とし、「夜モード」へ切り替えるのがおすすめ。残業帰りのコンビニ立ち寄りを控えるだけでも、質の高い眠りに近づけます。

③入浴または足湯で体温を調整する

40℃程度の湯船にゆっくりつかると、深部体温が下がり、眠りにつきやすくなります。忙しい日で湯船につかれないときは、ドライヤーの温風を足首に1分当てるだけでもOK。寝る前の「足首あたため習慣」が、冷えを防ぎ、眠りやすい体を作ってくれます。

眠りを整える“旅とアイテム”の選び方

睡眠の質を高めるために注目されているのが、「令和の眠活」や「スリープツーリズム」といったライフスタイル型のアプローチです。楽天トラベルでは、快眠をテーマにした宿泊プランが増加。例えば、枕の硬さが選べるホテルや、アロマでリラックスできる“おやすみ演出”のある部屋など、旅行中も「ぐっすり眠れる」工夫がされています。

さらに、自宅でできる快眠環境作りも大切。肌にやさしい綿素材のパジャマや、音や光を遮るアイマスク、温度と湿度をコントロールできるエアコンなど、今どきのスリープアイテムは進化を続けています。

友野先生も愛用されているという「マシュマロガーゼ®ベーシックパジャマ」は、肌ストレスがなくスムーズな寝返りを叶えてくれるのだそう。

また、ユニークな形が特徴的な「HEAD RELAX MONSTER SP+」は、360度包み込むハンズフリーヘッドケアアイテム。心地よい振動と音楽で脳までリラックスモードに導いてくれます。

夏の睡眠対策としては「エアコンつけっぱなし」が推奨されており、室温は22~27℃、湿度は50~55%が理想。これからの季節は、こうしたアイテムをじょうずにとり入れて“寝室改革”してみるのもおすすめです。

話題の“睡眠メシ”を試食! おいしく眠る新習慣

もうひとつ注目されているのが、食事による快眠サポート。「睡眠メシ」と呼ばれるメニューは、美容や健康に関心のある人たちの間で広がりを見せています。楽天グループが行ったユーザー調査でも、「快眠に効果的な食事をとりたい」という声が多数寄せられました。

キーワードとなるのは、「トリプトファン(牛乳・卵・豆腐など)」「GABA(トマト)」「ジンゲロール(しょうが)」といった栄養素。特に朝食にトリプトファンを含む食材をとると、夜のメラトニン分泌をサポートするセロトニンの生成につながるため、朝からの準備が大切です。

今回の発表会では、こうした栄養素を含む「睡眠メシ」を実際に試食できるコーナーも用意されていました。注目は、トマト・みそ・大豆を使った“ぐっすりスープの素”をベースにしたレシピ。「みそトマトおにぎり」や「たことセロリのピリ辛トマト煮込み」、「ジンジャー豆乳スープ」など手軽にできておいしく続けられるメニューばかりで、会場でも好評を集めていました。

「睡眠を変えたら人生が変わった」と語る人が増えている今、眠りは“美と元気の根っこ”とも言える存在です。
早く寝ることが難しい日があっても、スマホを見ない、足を温める、朝食を意識する…など、できることから始めてみませんか?

忙しい日々の中でも、心と体にやさしい睡眠習慣をとり入れることで、自分らしさをとり戻すきっかけになるかもしれません。
この春夏は、あなたも“快眠ビューティ習慣”を始めてみてはいかがでしょうか?

取材・文/FYTTE編集部

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