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歯周病ケアにも! パナソニック「ドルツ」最新モデルが登場! 電動歯ブラシの選び方と注目の進化ポイントとは

「歯ぐきが下がってきた」「口の中の健康が気になる」…そんな悩みを抱える人に注目されているのが、歯周病ケアに強い電動歯ブラシ。なかでも話題なのが、9月上旬に発売される8年ぶりにリニューアルしたパナソニックの「ドルツ プレミアム」。歯と歯ぐきをやさしく、そしてしっかり磨ける機能とは? FYTTE編集部がセミナーで最新機能をチェックしました!
Contents 目次
「歯周ケアに強いドルツ」が、さらに進化! 8年ぶりのリニューアルに注目
「ドルツ」は1977年に誕生し、40年以上にわたりオーラルケアを追求してきた歴史あるブランドです。最近では「歯周ケアなら、ドルツ。」というメッセージのもと、歯周ポケットの汚れをしっかりかき出す独自の技術で、多くの人の健康な口腔環境作りをサポートしてきました。
今回、9月上旬に発売される新製品「ドルツ プレミアム W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88」は、8年ぶりのフルモデルチェンジとして登場。
“歯周病ケア”に関心を寄せる人が増える中、とくに悩みの多い「歯間」のケアに着目し、歯間の歯垢除去力が大幅にパワーアップしています。歯ぐきの奥までしっかり届くケアができるので、毎日の歯みがきが“より美しく、より健康に”つながります!
「ドルツ プレミアム」進化のポイント3つをチェック!
今回のリニューアルでは、“磨き心地”も“使いやすさ”も大きく進化! 毎日の歯磨きをアップデートしてくれる注目ポイントを3つご紹介します。
進化ポイント1:W音波振動がさらにパワフルに!
「ドルツ」といえば、2つの動きを組み合わせた独自の「W音波振動」。歯周ポケットの汚れをかき出す「横方向の動き(リニア音波振動)」と歯間の汚れにアプローチする「タタキの動き(フロス音波振動)」が特徴です。
今回のモデルでは「タタキの動き」がなんと1.7倍に進化! 歯と歯のすき間に詰まりやすい汚れを、しっかりたたき出してくれます。
この進化により、歯間の歯垢除去力は従来比200%を達成したとのこと!
しかも、強さはお好みで段階調整OK。「しっかり磨きたい」「やさしくケアしたい」など人など、自分にぴったりの磨き心地を選ぶことができます♪
進化ポイント2:新開発「歯間フィットブラシ」ですき間汚れも逃さない!
もうひとつの進化ポイントは、パワフルなW音波振動をしっかり引き出す、新開発の「歯間フィットブラシ」。ブラシ先端の2列には、歯と歯のすき間にしっかり届く“山切り植毛”を採用。これによって、歯間の汚れを協力にかき出してくれます。
さらにヘッド部分も往来より薄く、小さくなったことで、磨きにくい奥歯の奥までしっかり届くのもうれしいポイントです。
進化ポイント3:磨き方を光でサポート「ブラッシングナビ」
「電動ハブラシ、力の入れ具合や角度が難しい…」そんな人におすすめの機能が、歯周ポケットを効果的に磨くための理想的な角度「45度」や、力の入れすぎを光で知らせてくれる「ブラッシングナビ」。
従来モデルでは本体のリングが光る仕様でしたが、新モデルではなんと「ブラシの柄(え)まで光る」ように大進化! これにより、鏡を見ながらでも磨いている場所と光が同時に視界に入り、格段に分かりやすくなりました。正しい磨き方が自然と身につく、まさに“セルフケアのナビゲーター”として活躍してくれます!
開発メンバーに聞く! 「ドルツ プレミアム」誕生の裏側
セミナーでは、「ドルツ プレミアム」の開発を手がけたパナソニックの開発チームによるトークセッションも開催。
こだわり抜いた設計や、8年ぶりのフルモデルチェンジにかけた想い、そして知られざる開発の裏側が語られました。
「今回の製品でいちばんこだわったのは、“持ちやすさ”と“磨きやすさ”です。実際にユーザーの頭にカメラを装着してもらい、磨く動作を細かく分析したところ、多くの人が本体の下の方を握って磨いていることが分かりました。そこで、本体下部をスリムにし、手にしっくりなじむ形状を追求したんです」(デザイン担当・山村さん)
このスリム化、じつは技術チームにとって大きなチャレンジだったそう。
「デザイン担当から“磨く力はアップ、でも本体はスリムに!”という難題がきたときは正直驚きました(笑)。従来は2つのモーターを前後に並べていたのですが、新たに上下に重ねるレイアウトを考案し、何度も試作・改良を重ねました。最終的に30回以上の試行錯誤を経て、ようやく納得できる形にたどり着きました」(設計担当・前川さん)
また、こだわりの「歯間フィットブラシ」や光る柄も開発には並々ならぬこだわりも…。
「ブラシの植毛パターンは30万通り以上。その中から最適な組み合わせを探し出すために、100個以上の試作品を実際に磨いて検証しました。また、“柄が光るブラシ”の実現には3年かかりました。パナソニックとして初の試みでしたが、この挑戦には技術者としての誇りをかけました」(技術開発担当・中崎さん)
“使う人の声にとことん向き合い、期待を超える製品を作りたい”という開発チームの熱意が、ひしひしと伝わる内容でした。
FYTTE編集部が実際に体験! 磨き心地と使いやすさに驚き
開発秘話を聞いたあとは、いよいよFYTTE編集部が新製品を体験!
まず手にとって感じたのは、その圧倒的な持ちやすさ。スリムで軽く、自然に手になじむフォルムは、毎日のケアに“ちょうどいい”感覚。
そして実際にブラッシングを始めると、光で導いてくれる「ブラッシングナビ」の使いやすさに感動です!
歯と歯ぐきの境目にブラシを45度の角度で当てると柄がブルーに点灯し、「今、正しく磨けてる!」とひと目でわかります。さらに、力を入れすぎると赤く光るので、歯ぐきを傷つける心配もナシ。
1回のブラッシングは約2分。30秒ごとに本体が軽く振動してくれるので、磨きすぎ・磨き残しゼロへ導いてくれる安心設計も◎。
磨き終わったあとの、歯のツルツル感と爽快感は想像以上!
手磨きと同じ時間でも仕上がりが全然違い、「これなら毎日続けたくなる」と実感しました。
オーラルケアは、見た目の印象だけでなく、全身の健康とも深く関係しています。「歯周病や口内トラブルが気になる」「毎日のケアをワンランクアップしたい」…そんな人にこそぴったりの電動ハブラシの力を、ぜひ味方につけてみてください!
取材・文/FYTTE編集部