春の花粉シーズン。肌が「かゆい」「赤い」「乾燥する」などのトラブルに悩む人も多いのではないでしょうか。これらは単なる肌のゆらぎではなく、肌バリア機能の低下が根本原因の可能性が高いと考えられます。そのため、花粉や乾燥、寒暖差、マスクの摩擦などの刺激が重なる今こそ「ゆらぎにくい肌」を育てるケアが重要です。この記事では、花粉の傾向と、朝・昼・夜でできるバリア育成習慣をくわしく紹介します。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
Contents 目次
花粉で赤み・かゆみが出るのは“バリア低下”サインかも

花粉シーズンに肌トラブルが起きる背景には、肌のバリア機能の乱れが考えられます。肌バリアは角層と細胞間脂質(セラミドなど)で構成され、外部刺激の侵入や水分蒸発を防ぐ役割がありますが、この機能が弱まると刺激物が入りやすく、炎症や乾燥が起こりやすいとされています。実際、花粉シーズンは「かゆみ」や「乾燥」「赤み」を感じやすいといわれており、これらは皮ふのバリア機能低下のサインだといわれています。
さらに、冬から春にかけて、乾燥や気温差、風邪や花粉予防のためのマスク着用による摩擦も加わるため肌への負担が増します。これらの物理的・環境的刺激が重なることで、バリア機能のくずれが進行しやすくなるのです。そのため、本格的な花粉飛散時期になる前に、このバリア機能を整えておくことが大切です。
今年の花粉の傾向を知って備えよう
2026年春の花粉飛散は、例年並み~多い傾向で、東日本や北日本を中心に例年より多く飛ぶ予測が出ています。スギ花粉の飛散は2月上旬ごろから始まり、ピークは3月上旬~中旬、その後、ヒノキ花粉も加わる見込みです。
参考元:tenki.jp:https://tenki.jp/pollen/expectation/
肌のバリア機能が弱っていると、花粉自体や大気中の刺激物が角層に入り込みやすくなり、炎症や敏感状態を引き起こしやすくなるため、春本番前の先回りケアは重要といえるでしょう。
朝昼夜でできるバリア育成習慣

肌のバリア機能を整えるためには、特別なことを1回行うのではなく、習慣化できる対策を講じることが大切です。ここでは、朝昼夜に分けてポイントをお伝えします。
朝、保湿は「水分→フタ」まで
朝のケアは、洗顔後に水分を与え、その後しっかりフタをすることが基本です。
洗顔で油分を落とし過ぎるとバリア機能が弱まりやすくなるため、低刺激で泡立ちのやさしい洗顔を選び、肌に必要な油分まで落とし過ぎないようにしましょう。洗顔後は化粧水で水分を補給し、そのあとに乳液やクリームで水分が蒸発しないよう封じ込めることが必要です。
昼、かゆくてもこすらない
日中、花粉や乾燥・摩擦による刺激を避けることもバリア機能の維持には重要です。かゆみが出てもこすらない・刺激を与えないよう心がけましょう。外出時は帽子・眼鏡などで物理的に刺激を減らし、花粉が付着した場合はやさしく洗い流してください。
夜、花粉を落として、保湿は“こってりフタ”で回復モード
夜の寝ている間は、皮ふのターンオーバーが進む時間帯です。日中に受けた刺激・乾燥からの修復を助けるために、夜の保湿はしっかりとフタをします。
保湿の前には洗顔でしっかりと花粉を落とし、化粧水で水分を補給したあと、乳液やクリーム、さらにナイトクリームなどでしっかり油分の層を作り、肌内部の水分を逃がさないようにしましょう。
肌がゆらぐ季節に。漢方で“内側から守る”という選択肢も
肌ケアには、内側から整える漢方薬の服用もおすすめです。漢方薬は自分の体質や肌の状態に合わせて選ぶことで、血流や水分のバランスを整えてくれるので、肌ケアの手助けとなるでしょう。
<肌のゆらぎにおすすめの漢方薬>
・温清飲 (うんせいいん)
頭皮(肌)に栄養やうるおいを与えるとともに、かゆみや炎症を改善する漢方薬です。
皮ふの色ツヤが悪く、のぼせがある人におすすめです。
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
血流を改善して肌に栄養を届け、水分代謝をよくして肌のターンオーバーを正常化する漢方薬です。シミやニキビに悩む人におすすめです。
漢方薬は、その人の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
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“ゆらがない肌”を育てる最後の一手
肌のゆらぎは決して季節の気まぐれではなく、肌のバリア機能の低下が根本原因であることも多いです。朝・昼・夜の3つの時間帯で保湿と刺激予防をしっかり行い、花粉シーズンでもゆらがない肌を育てましょう。
<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師 山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家ほか薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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