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【薬剤師に聞く】「肩がだるい」のは気のせいじゃない。東洋医学でわかる整え方

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肩と腰を押さえる仕事中の女性

昔に比べて肩こりが長引く…。しかも「痛い」よりも「だるい」「重い」という症状が増えていませんか。その「だるい肩」の原因は単なる筋肉の疲労だけではないかもしれません。本記事では、「だるい肩こり」の整え方を東洋医学の視点で、あんしん漢方所属の薬剤師山形ゆかりさんに教えてもらいました。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。

Contents 目次

最近、「肩がだるい」のは気のせいじゃない

肩こりを感じる女性の後ろ姿

「ひと晩寝ても疲れが抜けない」「マッサージに行ってもすぐにだるさが戻る」という悩みが増え始める30代後半。単に体力の低下や年齢によるものだけではありません。

東洋医学では、不調を“その場所だけの問題”として見るのではなく、体の内側の「巡らせる力」が変化していると考えます。また、女性は年齢が7の倍数のときに変化すると考えられており、35歳はその大きな曲がり角。「ただの肩こり」と思っていた不調も、見方を少し変えることで、整え方のヒントが見つかることがあります。

東洋医学的に見る肩こりとは?

東洋医学では肩こりを「肩だけの不調」ではなく、「気・血・水」のバランスの乱れとして考えます。“気”は体をめぐるエネルギー、“血”は栄養やうるおいを運ぶもの、“水”は体の中の水分バランスを指します。

とくに30代後半以降は、ストレスで「気」が滞る「気滞(きたい)」や、血行がドロドロと停滞する「瘀血(おけつ)」が起こりやすくなる年代。冷えや疲れ、ストレス、生活リズムの乱れなどで気・血・水のバランスがくずれると、肩まわりの張りやだるさとして感じやすくなることがあります。

まずは肩こりの傾向チェック! あなたの体質タイプは?

肩こりといっても、症状は人それぞれ。
まずは今の自分に当てはまる症状から、肩こりの傾向を見てみましょう。

・手足や腰が冷えやすく、寒さで肩こり・頭痛が悪化しやすい
・生理前後や疲労がたまると、めまいや立ちくらみが出やすい
・疲れやすく、休んでも肩や首の重さが抜けにくい
・起床時に顔やまぶたにむくみを感じる
・湿度が高い日は頭や肩がだる重い
・冷えやすく、水太りしやすい
・首や肩に力が入りやすく、食いしばりや頭痛が出やすい
・イライラしやすく、寝つきや眠りが気になる
・顔はほてるのに手足は冷え、のぼせやすい

チェックが多かった項目は、今の肩こりの傾向を知るヒントになります。
上の3つは冷え・巡り不足タイプ、真ん中の3つはむくみ・水分滞りタイプ、下の3つは緊張・のぼせタイプのサイン。複数に当てはまる場合は、いくつかの要素が重なっていることもありますよ。

体質別に見る! 今日からできる漢方薬ケア

肩のだるさが続くときは、漢方薬の服用もひとつの選択肢。
ここではタイプ別におすすめの漢方薬を紹介します。
漢方薬を選ぶときには、その人の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。

冷え・巡り不足タイプ

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
「冷えやすく、疲れやすい、むくみや生理不順も出やすい」女性の体質に広く用いられる漢方薬。血行を促しながら、水分バランスも整えるのが特徴です。

葛根湯(かっこんとう)
比較的体力がある人に用いられる漢方薬。 血流を促し、筋肉の痙攣や痛みをやわらげます。

むくみ・水分滞りタイプ

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
疲れやすくて汗をかきやすい、むくみやすい人に用いられる漢方薬。水分バランスを整え、むくみや水太り、関節の不調を改善することが期待されます。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え・貧血傾向があり、むくみや頭重、肩こりを抱えやすい人に用いられる漢方薬。 血流をよくして、水分代謝を整えることで、「冷え+水分滞り+疲れやすさ」に働きかけます。

緊張・のぼせタイプ

加味逍遙散(かみしょうようさん)
体力があまりなく、疲れやすく、イライラしやすい人に用いられる漢方薬。上半身にこもった熱をさますことで、 「のぼせ・イライラ・肩こり」に働きかけます。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
神経過敏や不眠、怒りっぽさのある人に用いられる漢方薬。気持ちの高ぶりを鎮め、自律神経や胃腸機能を整えるとされています。​

自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zd8fytt0063&utm_source=fytte&utm_medium=referral&utm_campaign=260422

肩こりをきっかけに体質を見直してみよう

30代後半は、冷えや疲れ、むくみ、緊張が重なって、肩の不調が長引きやすい時期。だからこそ、肩だけではなく、自分の体質や生活習慣に目を向けてみることが、整える第一歩になります。肩のだるさを“いつものこと”にしないで、自分の体にやさしく目を向けてみてください。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師 山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zd8fytt0063&utm_source=fytte&utm_medium=referral&utm_campaign=260422

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