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しっかり寝ればやせる! 「3・3・7睡眠法」
先生が考案した「3・3・7睡眠法」は、ムリなく生活にとり入れられるやり方で、確実にいい睡眠を習慣化できる方法なのだとか。具体的な方法を解説していただきました。
「3」……寝始めの「3」時間は中断せず、まとめて寝ること。最初の3時間の深い眠りのときに、成長ホルモンはまとめて分泌されます。
「3」…夜中の「3」時には寝ていること。夜中の3時の時点で熟睡していれば、成長ホルモンの分泌の恩恵を受けられます。これなら、生活が不規則で寝るのが遅くなりがちな人でもなんとかがんばれるのではないでしょうか。
「7」…1日トータルの睡眠時間は「7」時間を目指しましょう。睡眠時間が5時間を切ると、肥満率が上がることがわかっています。夜まとめて眠れなければ、通勤時間を利用したり、昼寝で補うなど、トータルで考えればOKです。
これら3つのポイントのキーとなる数字をとって、「3・3・7睡眠法」と名づけられています。
そして、よく眠るためには「寝るための段どり」をしっかりすることも大事だと左藤先生は言います。
「湯船につかって体をしっかり温める、ソファなどで仮寝せずベッドできちんと寝る、ベッドでのスマホ利用は避けるなど、スムーズに入眠できるための環境を自分で整えましょう。
3つのポイントを含め、これらを全部クリアしようとすると、なかなか大変な人もいるかもしれません。自分のライフスタイルと照らし合わせて、できることから気軽に始めてみてくださいね」(左藤先生)
取材・文/遊佐信子