休み中についつい夜更かしをしてしまったり、遊びすぎてしまうと休み明けに体がだるい、という経験はありませんか? ムリに仕事モードに気持ちを切り替えてもストレスが溜まる一方…。そんななか、「ハーブ」が日々の生活に活用できることはご存知でしょうか。今回は、「リフレッシュ」「疲労回復」「安眠」に活用できるハーブについて、スペイシャルハーブデザイナー・石山圭さんに伺いました。
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リフレッシュには王道のレモン系とミント系
みなさんは日々、どのようにしてリフレッシュを心がけているでしょうか。石山さんいわく、ハーブからリフレッシュ効果を得るならば「レモン系」と「ミント系」がおすすめだそう。
「レモンバームやレモングラス、レモンバーベナなどに代表されるレモン系のハーブは、そのすがすがしい香りが頭や体をスッキリさせ、気分転換に最適です。まずは手軽なハーブティーから摂取してみるのがいいでしょう。またペパーミントやスペアミントなど清涼感のあるミント類ハーブとブレンドすることによって、リフレッシュ効果も更にアップさせることができます」(石山圭さん)
また意外なところでは「ローズマリー」にもリフレッシュ効果があるのだとか。
「その独特な香りには記憶力や集中力を高める効果も期待できます。香りが気にならなければ、積極的に取り入れたいですね」
これらのハーブは調理に取り入れたり、ハーブティーとして日常的に取り入れやすいものばかり。味や香りが気になる人はエッセンシャルオイルを焚いても効果を得られるそうです。
香りと成分、ダブルの効果で疲労回復
「疲労」は生命と健康を維持する上で、体にとって重要な信号のひとつ。また私たちの体は老化とともに年々疲れも取れにくくなり、翌日、翌々日…と、つい疲れを持ち越してしまうこともあるのではないでしょうか。
「疲労がなかなか抜けない…そんなときにはビタミンCを多く含む「ローズヒップ」や、ミネラルを摂取できる「マテ」に、わたしたちの体ではつくり出せない必須アミノ酸のうち8種を含む「アルファルファ」を積極的にとることで疲労回復効果を期待することができます。また「カモミール」、「ラベンダー」、「ローズ」などのハーブにはその豊かな香りからリラックスを得ることができるので、好みに合わせて就寝前にハーブティーとして飲んだり、専用のオイルを活用してお風呂上りにマッサージしてみるのもいいでしょう」
香りと成分。ハーブはそのどちらからも効果を期待できるすぐれもの。ライフスタイルや気分に合わせて使い方を工夫してみるのもよさそうです。
疲れやストレスと解消するのに重要な睡眠。より質のよい睡眠を得てぐっすり眠りたいときにはどんなハーブがよいのでしょうか?