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リラックスには、洗い場のすみにアロマオイル
お風呂でのリラックス度を高めるのにも、アロマは有効です。そのときのポイントは、アロマオイルを垂らす場所です。バスタブの湯に入れると、香りを楽しめるのは入れた瞬間だけ。湯の量に対して数滴のアロマオイルでは少ないため、長持ちしないのです。とはいえ、大量に入れるのは現実的でないですよね?
では、どこに垂らしたらいいかというと、湯が直接かからない洗い場の隅っこです。ここに、てんてんと垂らすのです。ご家族がいる場合も、この方法なら、自分好みの香りを楽しむことができます。思いっきり、自分の好きな香りに浸ってください。
お風呂から出るときに、そこをさっと流しておきましょう。
安眠のためのアロマ吸入法
眠りを誘う香りの代表格、ラベンダーには、「リナロール」という成分が含まれ、副腎や腎臓の交感神経の働きを下げる作用があるため、血圧と体温が下がり、眠りやすくなることがわかっています。
ただし、ラベンダーの香りなら何でもOKというわけではありません。アロマスプレー、ボディクリームには、「リナロール」が含まれていないものや、含まれていても少量の場合もあるので、質のよい精油を使ったほうが確実です。
ここで、小林さん流の精油の使い方をご紹介しましょう。
ラベンダーの精油を1滴、コットンに含ませます。そして、ベッドに横になり、そのコットンを鼻の下に置くのです。こうすると、香り成分を効果的に吸入できます。もし、顔の上にコットンを置くのに抵抗がある場合は、顔の近くに置くのでもOKです。心地よい香りに包まれて、自然と眠りにつけるはず!
もっとくわしく質のよい眠りについて知りたい人はこちら。
取材・文/野上郁子