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■感情とうまくつき合う3ステップ
1、感情に気づく
まずは、感情に気づくことが大切です。そこで“感情日記”というものをご紹介させて頂きます。
できごと日記(〇〇さんと、〇〇で〇〇を食べた。)ではなく、感情の言葉を7つ入れて日記を書くというものです。(〇〇さんと話せて“楽しかった”。〇〇で〇〇を食べて“おいしかった”。など)
感情に気づきやすくなるところから始めてみましょう。
感情=サインです。
自分だけは、一番の理解者になって、心のままの感情に耳を傾けてあげましょう。
2、感情を評価しない
感情に気づくことができたら、次は感情を評価しないで、そのまま受け入れる。
「私、緊張してるな〜。自然な反応だから仕方ないな」といった感じです。
3、感情と思考を一致させて行動する
そもそもコントロールできない感情にあらがわず、「その感情を持ったまま成功体験を積み上げる」ことが大切です。「緊張してもできた!」と体感していくことで、緊張はなくならなくても、緊張が怖くなくなっていきます。ゴールは、「緊張しないこと」ではなく。「緊張してもできること!」と考えましょう。
最後に、ここでお伝えしたいことをひとつ。
私たちが考える「メンタルが強い」というのは、ポジティブでいつづけることでも、いつも前向きで明るいことでもありません。
どんな自分でも、どんな感情を感じていたとしても、自分を否定せず、
“ありのままの自分を受け入れ、目標やなりたい自分に向かって行動を起こし続けられること”なのです。