Contents 目次
若々しく美しくなる糖化ケア9つの習慣
1.食事は1日3食
朝食を抜かない! 朝食を抜いて昼食をとると血糖値上昇を招きます。
2.食べる順番(糖質は最後が鉄則)
野菜・海藻→たんぱく質→炭水化物(ご飯・パンなど)
食物繊維の多い野菜から食べると最後にとる糖の吸収を抑えてくれます。
3.カロリーよりGI値*の低い食べものを選ぶ
GI値*:そば、玄米<うどん<白米
葉野菜、ブロッコリー<さつまいも<かぼちゃ、じゃがいも
* GI値とは、グリセミック・インデックスともいい、食後血糖値の上昇を示す指標で、GI 値が低いほど血糖値がゆるやかに上がります。食べ方や調理法などによりますが、GI値の低い食べものを選びましょう。
4.調理法を工夫する
AGEs:生<蒸す<ゆでる・煮る<炒める<焼く<揚げる
AGEsは高温での調理が長く続くほど増えるということを覚えておきましょう。
また、電子レンジでの調理や温め直しは、その都度、AGEが増えるので注意!
5.レモン汁、お酢(クエン酸)をとる
サラダや唐揚げなどの揚げものにかけるとAGEを減らすことができます。
6.抗糖化食材を組み合わせする
緑茶+豆乳、紅茶+しょうが、ほうれん草+あさりなど抗糖化食材を意識してとりましょう。
7.食後の運動と筋トレ
食後の血糖値の急上昇を抑え、高血糖を続かせないために運動が有効です。
筋肉は糖を蓄えるので、筋量が減ると血糖値が上がってしまいます。
筋トレといってもなかなか習慣にするのは難しいですよね。
おすすめは毎日の生活習慣にストレッチやエクササイズを取り入れることです。
実際に、私が日々習慣にしている歯磨きヨガをご紹介します。
<歯磨きヨガ「女神のポーズアレンジ」>
毎日の歯磨きタイムを利用してラクに習慣にしてみてはいかが!
(1)両足を肩幅より大きめに開いて立ち、つま先を外側に向ける。
(2)まっすぐに腰を下げ、つま先と同じ向きに両ひざを曲げる。
そのままの姿勢で3秒ほどキープし、再びまっすぐに腰を上げ、両ひざを伸ばす。1、2をくり返す。
8.1日6〜7時間の質のよい睡眠をとる
睡眠不足が続くと、新陳代謝を司るメラトニンや成長ホルモンの分泌が悪くなってし
まい、老化物質がうまく代謝されません。良質の睡眠を6〜7時間とることが大切です。
9.紫外線対策をする
曇りの日も晴れの日の約6割、雨の日は約3割の紫外線量が降り注いでいるので、
油断しないで!
セミナー終了後の質問タイム!
ここでは、セミナー終了後にみなさんからいただいた質問についてご紹介します。
Q1.血糖値が簡単に測れる装置はあるものですか?
→はい。クリニックで血糖値を測る装置があります。健康診断では、空腹時の血糖値しか測りませんが、食後の血糖値のなどを知るには、測定するのがベストです。
Q2.お酒は飲んでもいいですか?
はい。食後のアルコール摂取は、血糖値を下げる働きがあります。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒がおすすめです。
最後に。
ご紹介した糖化ケアをがんばりすぎてストレスにならないようにしましょう。ストレスでAGEを増やしてしまわないように、一週間くらいのスパンで、ながく続けることが大切。ゆるく、ながく、かしこく、糖化ケアをして、5年後、10年後、いまよりも若々しく健康的なキレイを手にいれていきましょう!
「美は1日にしてならず」