厳しい寒さが和らいできた最近ですが、忙しさは相変わらず! なんて人も多いのではないでしょうか。そんな中でもコツコツと続けられる「習慣」を持っていると、しっかりと「美」がサポートされるよう。今回は、美容研究家・岡江美希さんが長年つづけている習慣についてお伺いしました。
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スキマ時間を楽しむ、プチ贅沢習慣
私が毎日続けていること。それはほんのちょっとのスキマ時間でもいいので、大好きなものを楽しむ贅沢な時間を持つことかしら。
私が続けている「プチ贅沢」のひとつが、お茶。朝、おいしいお茶を淹れてメイクをするのが幸せなんですよね。消費税の引き上げが8%から10%へとなる日が刻々と近づいてくるこのご時世ですから、つい「節約節約!」なんて思ってしまいそうですが、心のうるおいも元気の源だなと実感しているので、これはなかなかやめられません。
わが家の紅茶は、いただきものが多いかしら。紅茶ってもとは緑茶として飲まれていたのに、ヨーロッパの好みや体質にあわせて発酵を強めていったらできちゃった…なんて歴史も面白いなと思います。紅茶はなんといっても、抗酸化作用のあるカテキン、ポリフェノールが豊富に含まれているのが、うれしいですね。
どんなお茶でも、私が買うときに目安にしているのはまずお値段。100g2,000円以上のものだと、まずまちがいなく「は~、おいしい。幸せ!」となります。ひと袋3,000円くらいのお茶を飲むと、本当にホッとできるんですよ。ああ、お茶って深いなあとしみじみさせる、ふくよかな香りとまろやかな味わい。ちょっと贅沢かしら? なんて思っても、外でお茶することに比べたらリーズナブルなはず。しかも私は、「いいものをちょこっと」というあくまで「プチ」贅沢なので、そんなにたくさん消費しませんしね。飲み方は、断然ストレートです。
もうひとつの習慣は、過去にいろいろなところでご紹介している美容ドリンクもはずせません。豆乳にすりごまを入れるという、抗酸化力抜群の定番ドリンクは、これからも多分一生飲み続けると思います。そういえば、97歳まで生きた私の祖母も、毎朝欠かさず野菜ジュースを飲んでいましたね。
ほかには酒粕ドリンクも大好きで、わが家の冷蔵庫には常にスーパーで買ってきた酒粕の板が入っているのよ。
朝起きて、疲れがとれていなくて何となくやる気がない~なんて日でも、ドリンクなら手軽だから続けられるでしょう?
もし漠然と、美容にいいことを始めてみたいななんて思っている人がいらっしゃったら、ぜひお試しくださいね。
取材・文/木下 頼子