花粉症が悩ましい季節に、よく飲まれている「べにふうき」というお茶をご存じですか? 国産の緑茶ですが、抗アレルギー作用のあるメチル化カテキンを多く含んでいて、花粉症などのアレルギー症状によいとされています。今回はカルディの『がんこ茶家 おらが村の健康茶 べにふうき』を飲んでみました。
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抗アレルギー作用で話題のべにふうき
べにふうきはもともと紅茶や半発酵茶用の品種だった茶葉でしたが、緑茶に加工すると、メチル化カテキンを多く含み抗アレルギー作用が高いことがわかりました。
最近の研究では抗アレルギー作用に加えて、脂肪蓄積抑制効果が一般的な茶カテキンよりも高いことがわかっています。
このメチル化カテキンは普通の緑茶にはほとんど含まれていません。
『がんこ茶家 おらが村の健康茶 べにふうき』は、九州産100%のべにふうきを使用。
べにふうきはもともとやや渋みが強く飲みにくいため、低温焙煎でじっくりと時間をかけ、渋みを抑えて飲みやすく仕上げています。麦茶のようなティーバックになっていて、2gずつ15袋が入っています。
煮出して効果的にメチル化カテキンを摂取
茶葉の緑茶と同じように、ティーバッグを急須に1袋入れ、お湯を注いて1回ごとに注ぎ切って飲みます。
急須にお湯を注ぐとすぐに抽出されました。
透き通ったキレイな薄緑色お茶で、普通のお茶よりも緑色は薄く、黄みがかっています。
味わいは普通のお茶よりもまろやかで繊細な雰囲気です。
渋みもなく、独特な香りもなくて、とても飲みやすく仕上がっています。
ティーバッグなので煮出しもでき、煮出しのほうがメチル化カテキンを効果的に摂取できるそうです。その場合は、約1リットルのお湯にティーバッグ2袋を入れ、5〜10分ほど煮出します。
作り置きして1日数回に分けて飲むと、メチル化カテキンの効果がより早く感じられるはずです。
ティーバッグのほか、粉末タイプなどもあります。
またしょうがを加えると抗アレルギー作用が高まるそうです。
日々の緑茶を替えるだけなので、違和感なく続けられますね。花粉症やアレルギーが気になる人は、一度試してみてはいかがでしょう。
カルディ がんこ茶家 おらが村の健康茶 べにふうき 15p 360円(税込)
文・写真/庄司真紀