美は1日にしてならず。…といっても、ひとつのことをコツコツ続けるのは、正直なかなかできることではありません。常に美しさをキープしている美容研究家は、何か秘策を持っているのでしょうか!? 今回はそんなポイントに注目しつつ、日常生活の中で美しくなるヒントを探していきましょう。
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これが岡江流!最強の美容習慣!?
私は運動も大っ嫌いだし、お肌にいいことだとは知っていてもじつは野菜がそれほど好きではありません…。でも、美を保つのに必要な最低限のケアは、しっかり継続できています(もちろんアレコレ手法は変えますけどね!)。
今回はそのコツを、教えます。…聞いてびっくりしないでね? 私が「コレ、結構効くわね」と実感しているのは、「イヤだと思うこと以上に、もっとつらいことをしてみる」です。
最近では、食物繊維のサプリ自作事件。
「あー、食物繊維のサプリ飲みたくないわー。めんどくさいわー」まあこれは、めんどくさい以前に、水に溶かして飲むときに、なんだかモゴモゴして不快だったこともあるんですけどね。さてそんなときは、どうしたか。あえての自作です。ネットで配合されている成分と同じ素材を取り寄せ、ドリンクにして飲んでみたら…もう最悪の味。おとなしく、市販のものをちゃんと飲むべきなのね、とすぐに悟りました。
ちょっと話がそれるけど、家を美しく保つためのこんなお話もしちゃおうかしら。
洗濯がめんどくさくなることも、あるわよね? 掃除だって「部屋が汚くても死なないわ!」ってなるときあるわよね? そんなときは、昔の暮らしを体験してみるのです。掃除はあえての「ホウキ」を使用。洗濯は、手洗いで。さらに昔は、川に行って棒でたたきながら洗ってたのよねえと想像しながら。はぁ~、重労働でた・い・へ・ん・で・す!
そんなことを考えると今のノーマルな家事が一気に掃除機最高! 洗濯機最高! って素晴らしく思えるのよね。そうなると、次からは人が使ったタオルを持ち帰って、全部洗ってあげることくらいなんともなくなります(だって洗うのは洗濯機ですからね)。
…この話をして言いたいことは、“何でも、ものは考えよう”ということ。自分で一度ハードルを上げてみると、目の前の悩みが簡単なことに思えてくるんです。
バカバカしいように見えるけど、効果抜群ですのよ。すべてがラクに思えてきます!
運動は、ハードルを上げ過ぎるとやる気がなくなるという落とし穴がありますから、1回だけハードにがんばったあと、すぐに楽しい方法に切り替えてください。私の最近のお気に入りは、U-NEXTで『西郷どん』と『ベルばら』を見ながらの有酸素運動よ。やりすぎると筋肉がつくから、「1日おき」がポイントなの。
さてこんなアドバイス、参考になったかしら(笑)? 何かをコツコツ積み重ねていくのは大変ですから、いろいろな手を使って自分のマインドをコントロールするんです。すると楽しみながら美を追求していけると思いますよ。
取材・文/木下 頼子