じめじめと湿度が上がって蒸し暑くなるこの時期。食材の管理は大丈夫ですか? “ついうっかり”がとても危険。食中毒で苦しまないためにも、せっかくの食材を台無しにしないためにも、新鮮食材を保存する基本を確認しましょう。管理栄養士の安中千絵先生にお話を伺いました。
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【基本1】冷蔵庫に食品を詰めすぎない
冷蔵庫、冷凍庫ともに詰めすぎると温度が上がってしまい、食品が傷みやすくなります。庫内は7割を目安にし、入れたものすべてに冷気が行きわたるようにしましょう。必要以上のものは買わないことも大切です。
【基本2】卵はほかの食材から離して保存する
サルモネラ食中毒を予防するために、卵は冷蔵庫内でほかの食材にじかに触れないようにします。できればビニールなどに包むとさらに良いでしょう。
【基本3】肉類、魚類はビニールに包んで保存する
買ってきた発泡トレイのまま冷蔵庫に入れるとドリップなどが染み出してしまうことも。汁がほかの食品にかかることのないように、袋に入れるか容器に入れるかして保存します。
【基本4】冷蔵庫内はアルコールで拭く
冷蔵庫を掃除する時は、水拭きよりもアルコールを使うと菌の繁殖を抑えられます。
文/Masuda Yuka