いよいよ関東も梅雨入り。暑い夏は、もうすぐそこまできていますね。昨年は記憶に残る、すさまじい酷暑が続いたことを思い出すと、今年の夏も油断禁物。とくに熱中症対策は、本格的な夏が訪れる前の今のうちに万全に準備をしておきたいものですよね。「具体的には、どんな対策をしておいたらいいの?」という声に、過酷な現場や過密スケジュールをこなす、女優の佐藤晴菜さんに、自身が行う熱中症対策を教えていただきました。
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外出時の熱中症対策
家を出る前には、必ず塩分をとってから外出するようにしています。
私の場合この塩分は、梅干しです。いつもひとつ食べてから出かけるのですが、とくに“はちみつ梅干し”がお気に入り。
飲みものは、「ポカリスエット」か「経口補水液」を持ち歩くようにしていて、さらに「塩分チャージタブレッツ」も必ず携帯しています。
そして、熱中症が心配されるような暑い日には、少し家を早めに出て、こまめに日陰で水分補給をして休憩しながら、ゆっくり目的地へ向かうようにしています。
また、外出先でお酒を飲むときには、必ず水をコップ1杯飲んでからお酒を飲むようにしていますね。
それから熱中症対策のために、夏になるとよく通うお店があります。
麻布十番にある『塩の専門店 塩屋(まーすやー)』です。ここで“雪塩ソフトクリーム”を食べると、ほてった体がひんやりと冷えて、なんだかとても生き返るのです。七味など、変わったトッピングもあって楽しめますよ(佐藤さん)
熱中症対策ファッション
真夏は、日傘を使うようにしています。
それから、首もとを冷やすタオルを使ったり、服にスプレーするだけで服がひんやりする「シャツクール」というスプレーを使っています。
真夏は屋外と屋内のエアコンがきいている場所との寒暖差が激しいことが、体調を崩しやすくなる原因になると思うので、薄手の長袖カーディガンをバッグに入れて、寒暖差対策もしています。
家での熱中症対策
寝るときは、冷感敷きパットをベットに敷いて寝るようにしています。クーラーは体が冷え過ぎないように、室温は高めに設定します。睡眠不足が熱中症の原因にもつながると思い、熟睡できる環境を意識して作るようにしていますね。
あとは、体がほてっているなと思ったときに、タオルを巻いた保冷剤で両わきやひざの裏を冷やしています。体を冷やしてくれる、トマトやきゅうり、スイカなどの夏野菜を積極的に食べるのもおすすめです(佐藤さん)
家でも外出先でも、工夫をして熱中症対策をしている佐藤さん。どれもすぐにマネできる内容ばかりです。ぜひ、今夏の熱中症対策にとり入れてみていはいかがでしょう。
取材・文/高田空人衣