CATEGORY : ヘルスケア |冷え症
ポイントは腸内環境を整える発酵食と冷えとり。モデルAYUMIさんのキレイの習慣
コンブチャを使いこなし、靴下は4枚ばき、山登りに行ったら野草に夢中。生活すべてが体にいいものであふれているっていいですよね。モデルAYUMIさんにキレイの秘訣を伺いました。
Contents 目次
腸内環境を整える KOMBUCHAとは?
食事や生活習慣など、ご自身が実践する“体にやさしいこと”を紹介したエッセイ『さいしょは、フルーツ』が大好評につき重版となったモデルのAYUMIさん。
「いつか体にいいことを書いて、人の役に立つ本を出したいという夢がありました。それをたくさんのかたに読んでいただけて、本当に感謝しています。私はずっと“体にいいこと”が好きで、よさそうだな、と思うことをいろんな情報の中から選んで試してきました。でも、自分が続けられることは限られているし、結局はホントにいいものしか続かない(笑)。それが、体を冷やさないことや、毎日の食事に発酵食品をとり入れることだったんです」
手づくりの味噌や麹調味料をはじめ、まだ世間では聞きなれない「KOMBUCHA(コンブチャ)」もいち早くとり入れているそうです。
「コンブチャとは、日本でも1960年代後半に流行った“紅茶きのこ”のこと。それが数年前からアメリカなどで、免疫力を高めるデトックスドリンクとしてはやり始めているんです。コンブチャは、砂糖を入れた紅茶にゲル状の菌を加えてつくる発酵飲料で、菌さえ手に入れば自宅で増殖させることができます。私はコンブチャ教室で株分けしてもらいました。菌は食べずに、菌が浸かった紅茶を水で薄めて飲みますが、私は発酵が進んで酸味が強くなったらお酢がわりに使っています。酵素に乳酸菌、アミノ酸が含まれていて、便秘改善にもつながりますよ」
お風呂上がりは パンツの前にまず靴下
靴下の重ね履きで知られる“冷えとり”も、健康に欠かせない生活習慣のひとつ。
「内臓を冷やさないために、ふだんは白湯か三年番茶を飲んでいます。三年番茶はカフェインやタンニンが少なく、体をゆるやかに温めてくれるので、夏でも保温ボトルに入れて持ち歩いています。靴下は、シルクの5本指靴下の上に綿の5本指靴下をはき、さらにシルクの靴下、綿かウールの靴下の4枚を重ねばきしています。下半身を温めると血流がよくなり元気になるので、ズボンの下にシルクのスパッツをはいたり、腹巻きも真夏以外はほぼしています。お風呂上がりももちろん、パンツをはく前にまず靴下(笑)。すると足の温かさが全然違うので、ぜひやってみてください」
美容のために心がけているのも、ムリせず続けられるシンプルなことばかり。
「まず、睡眠は8時間くらいはとるようにしています。しかも寝つきがすごくよくて(笑)、たぶんお布団に入って3秒で寝ています。お風呂ではなるべく下半身を長く温めたくて、歯磨きも湯ぶねの中で。血流がよくなることで顔の肌つやも変わってくると思うので、シャンプーしながらヘッドマッサージをしたり、血管が集中している耳をやさしくひっぱったりしています。これはリフトアップにも効果的です」
そして最近ハマっているのが、野草でつくるハーブウォーターだそう。
「ハーブウォーターのお教室で野草やハーブについて勉強して、よもぎやたんぽぽ、どくだみなど、身近な野草にとても多くの有効成分が含まれていることを知ったんです。それを蒸留し、有効成分と芳香を抽出してつくった化粧水がとても心地よくて! 植物のパワーにはホントに癒し効果がありますね。週末に家族登山に出かけることが多いのですが、私は山歩き中も野草探しに夢中で(笑)。自然回帰じゃないけれど、これからは野草やハーブも暮らしにとり入れていきたいなと思います」
【関連リンク】
・http://AYUMIオフィシャルブログ「やさしい暮らし」
・Instagram もしくは、@ayumiayunco
撮影/小倉啓芳 ヘア&メイク/吉岡美幸 スタイリング/近藤さやか 取材・文/浜野雪江
ワンピース\14040/ソフィラ(ソフィラ池袋パルコ店☎03-5957-2630) ピアス/スタイリスト私物