肩こりってツラいと思いつつ、根本的な解決をなかなかできかったりしませんか。日常的なケアが必要と言われつつも、対症療法になりがちだったりも。そこで思い立って日々のケアを始めてみると…。「あれ?気がつけば肩こりないかも」という状態に! 何が効いたって「肩甲骨をほぐす」ことだったのですが、そのために特に役立ったアイテム3つをご紹介します。
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肩こりって万年のもので、症状の強弱はありつつもよくなるってことはなかなかないと思っていました。これまでは「あ~、肩がツラい」と思ったら、肩周辺を動かしたり、ストレッチポールにのったり、以前あまりに肩こりがきついときにテレビを見ていて買ってしまったマッサージ器を使ったり。そのときは少しよくなった気がしても、結局またツラくなってしまいます。
そんなとき肩こりに加えて肩を痛めてしまうというトラブルに見舞われ、整形外科で診てもらって以来、ときどき整骨院に行くように。そのときに先生に言われたのが「肩甲骨周辺がとってもかたい」ということでした。体のあちこちが固まっていることは自覚していたのですが、肩甲骨が動かせていないとは思っていなかったのでハッとしました。
それ以来、肩甲骨をよく動かすように。両腕を開いて胸を開いたり、閉じたりして肩甲骨を動かします。最初に整骨院で見てもらったときは「全然動いていませんよ・笑」と言われるほどでしたが、このストレッチはいつでもどこでもできるので、朝起きたときも、会社の仕事の合間にも、夜寝る前にも、思いついたら行うようにしていました。最近通いはじめたパーソナルトレーニングでも、運動前のストレッチに、この肩甲骨ほぐしをすすめられました。「肩甲骨で手を挟めるくらいまで動かせるようになるといいですね」とアドバイスを受けました。
自分で意識して動かす以外に、私が肩甲骨ほぐしのために使っているのが写真の3つのアイテム。ひとつはレンジで温めて肩にのせるホットまくら。肩のためにはやはり肩周辺が冷えているのがよくない、ということでお風呂で温めることは必須ですが、それ以外の時間など、このリラックスゆたぽんを肩にのせて、テレビをみたりして過ごします。そうすると温かさで肩周辺がほぐれてきます。
その状態でさきほどの肩甲骨ほぐしのストレッチを行ったり、さらには、黄色のセラバンドを活用して、肩周辺の筋トレを行ったりします。これは整骨院で習ったのですが、私の場合、肩の筋肉が異常に少ないため、肩がこりやすいとのこと。肩のインナーマッスルを鍛えたほうがいいとのことで、こちらのバンドを使って肩や肩甲骨を動かします。
最後は以前もこのコーナーで紹介した、やわらかいストレッチポール。体のかたい私にとっては、ちょっとやわらかめのこのポールがラクで、この上にのって、肩甲骨周辺をごろごろします。これはお風呂のあと、寝る前などに行うのですが、広く肩甲骨や背中がほぐれて、リラックスし、その後はぐっすり眠れます。
このように約3か月くらいにわたって肩甲骨のストレッチをあの手この手で日常的に行ったところ、最近ふと「あれ?最近あまり肩こり感じなくなったかも」と気がついたのです。肩甲骨をほぐすのって、純粋に気持ちよくて、行うと体がポカポカと温まります。もはやこれらは完全に習慣となっていて、1日のうちに何度かほぐすことが日課です。
さらに、肩甲骨ほぐしと同時に巻き肩にならないようにも注意しています。パソコンやスマホ、肩掛けバッグなど、どうしても肩が前に入る動作が多くなってしまうものですが、これが原因で肩が前に巻いてしまったり、首や顔が前に出たりする姿勢になりがち。これも肩こり等の原因になるので、この姿勢を気をつけることも意識しました。ちょうど2か月くらい前から会社のPC環境が変わり、ノートパソコンからモニタ+キーボードになったのもよかったのかもしれません。やはり大きな画面で目線を上げて、姿勢よく作業できる気がします。
こういった小さなことの積み重ねですが、でもそれがじつに効いている、ということを実感する日々。これからの季節はますます体が縮こまって肩が前に巻いたり、力が入ったりしがちなので、これまでのように日常的な肩甲骨ほぐしを続けていきたいと思います。
(編集長ホボ)
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