例年に増して、風邪やインフルエンザなどの感染症の話題が飛び交っていますが、自分の体は自分で守るしかないですよね。そこで、バレエダンサーの武田亜希子先生が教える免疫力アップエクササイズの初級編から上級編までをご紹介します。
Contents 目次
バレエダンサーが教える、免疫力アップエクサ<初級編>
血行がアップするエクササイズ
まずは首周りをほぐして血行をアップしていきましょう!
<1>床にお尻をつけてラクな姿勢で座ります。右手で左の前肩をおさえたら、左腕を肩の真横からななめ45度下方へ伸ばします。この姿勢のまま、息を吐きながら首を右に傾けます。
<2><1>の姿勢をしばらくキープしたら、徐々に首を右ななめ前に傾けます。このとき目線は下へ。左腕はうしろに向かって伸ばし、首と左腕が一直線のラインになるようにストレッチすると効果的です。
しばらくキープしたら、ゆっくりと首をまっすぐに戻します。続いて反対側も同様に行って。
<3>最後に、両手を胸上に置き、ゆっくりと首を左回し、右回しを程よくくり返しましょう。
バレエダンサーが教える、免疫力アップエクサ<中級編>
●動きたくない体を目覚めさせるエクササイズ
<1>床にお尻をつけて両脚を伸ばして座ります。足は腰幅に開き、足首は直角に曲げて。両腕は肩から真横に伸ばし、背中が丸まらないように腰を垂直に立てて座ります。
この姿勢がツライ人は、お尻にクッションを敷いて座ってOK。
<2>息を吐きながら上半身を右にひねり、左腕を右脚の外側に添えます。お腹をヘコませながら、軽くストレッチするように行うと効果的です。
顔はうしろに伸ばした腕と同じ方向に向けましょう。肩と首に力が入らないように注意して。しばらくこの姿勢をキープします。
<3>最後に、息を吸いながら<1>の姿勢に戻ります。この流れを左右交互に5セットずつ行いましょう。
正しく行うポイントとして、ストレッチすることよりも、お腹をヘコませることを意識してください。
ゆっくりていねいに行うことが、よい結果を生んでくれます。
バレエダンサーが教える、免疫力アップエクサ<上級編>
●胸部を元気に動かすエクササイズ
<1>床にあぐらで座ったら、両手を腰骨に添えます。まずは胸だけを動かすことを意識して、床と平行に左へずらします。このとき、ずらした側の肩が上がりやすいので、気をつけましょう。
慣れるまではやりづらい動きですので、最初は大きく動かすことを意識しなくてOK。この動きを、左右交互に適度にくり返して。
<2>続いて胸を前後に動かします。肩甲骨を中央に寄せるようにして、胸を前に突き出しましょう。
<3>胸をうしろに引くときは、お腹をヘコませるようにして、骨盤をうしろに傾かせて。<2>~<3>の動きを適度にくり返します。
<4>最後に、胸をゆっくりと回します。前→右→うしろ→左の4点を通りながら胸で円を描くように動かして。
最初は小さな円でよいので、この4点を通ることを意識して5回行いましょう。反対側も同様に。
ぜひ、体調管理の一環としてとり入れてみてくださいね。
文/FYTTE編集部