体調を崩しやすい今の季節、風邪や感染症にかからないように予防をしている人もいれば、すでに風邪を引いてしまった人もいることでしょう。そこで、今回は風邪や感染症から身を守るための免疫力のアップツボと、鼻水やのどの痛みといった風邪の症状をやわらげるお助けツボを4つご紹介します。
Contents 目次
ツボ:大椎(だいつい)
自律神経に働きかけて、体の免疫機能をアップさせるツボ。
<ツボの位置>
首のうしろのつけ根にあり、首を前に倒したときに大きく出っ張る丸い骨と、その下にある骨の中間に位置するツボ。中指の先で刺激しましょう。指で押す代わりに使い捨てカイロなどで温めても効果があります。
ツボ:耳門(じもん)
免疫力アップのツボ。風邪やニキビなどにも効果あり。
<ツボの位置>
耳の穴のすぐ横にある出っ張りのすぐ手前に位置するツボ。
ツボ:印堂(いんどう)
鼻水・鼻づまり・花粉症など鼻トラブルに効くツボ。
<ツボの位置>
顔の中央で、眉と眉の間のくぼんだところに位置。親指か中指の先で押しましょう。
ツボ:人迎(じんげい)
のどの痛みをやわらげるツボ。
<ツボの位置>
のどの中央部にある、のどぼとけの両わきにあります。左右同時に押すとのどがつまるため、左右交互にやさしくツボを刺激して。ツボの周辺を手でさするだけでもOK。
<ツボを刺激するときの注意>
・傷や腫れ、皮膚の赤み、熱を持っている部分のツボを刺激するのはやめてください。体の左右に同じツボがある場合は、支障のないほうのみを刺激しましょう。
・妊娠初期や、臨月のときはツボ押しをやめてください。
・外科手術の直後や、ひどい発熱があるときはツボの刺激を控えましょう。
・食事中~食後30分以内、酔っ払っているときは控えましょう。
イラスト/香川尚子 文/FYTTE編集部