今年は例年よりも飛散が早いといわれているスギ花粉。春の訪れは待ち遠しいですが、花粉症のかゆみやムズムズはそれを超えるわずらわしさがありますよね。花粉症は「食生活やその他の習慣によって対策ができる」ともいわれています。くしゃみをすると鼻血まで出たという重症な花粉症が、ある習慣で劇的に軽減したという美容のプロの対策をお伝えします!
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変化のきっかけは、なんとなく飲み始めた甘酒
花粉の対策には何がオススメ?と、聞かれると、私は甘酒の話をします
20代前半から花粉症になり、年々悪化していき、35歳を過ぎた頃からくしゃみをするだけで鼻血が出るようになり、風邪のような変なせきもでて、声もかすれるように…。
また発症するのはスギ花粉だけだったはずが、秋の花粉にも反応するようになり、春と秋に耳鼻科へ足を運ぶのが恒例になりました。
甘酒との出会いは、ある日、友人から「甘酒ってね、飲む点滴って言われてるんだって」と、教えてもらったのがきっかけでした。
なんとなく飲み始めた私でしたが、あるとき、花粉症の時期なのに薬を飲まずに過ごせていることに気づきます。そして、もしかしたら…と、甘酒を飲み続けた結果、薬も飲んでいないのに、くしゃみのときに鼻血は出ず、くしゃみも多少出るくらいという状態まで症状が軽減しました。
やがて風邪のような変なせきも出なくなり、もうすぐ3年がたちます。
甘酒を飲むときは「12時間断食」とセットで
甘酒を飲むときにセットにしているのが「12時間断食」です。これは、前の晩に食べ終わってから次に食べるまで12時間空ける、というもの。たとえばお夕飯が19時だとしたら、翌朝7時まで水分以外はとりません。
12時間以上、固形物をとらないと内臓を休めることができます。腸内環境が整い、体の中がキレイになるんです。
この、キレイになった状態で、甘酒を飲みます。
飲み方は至ってシンプル。
朝目覚めたときに、空腹になっている胃に1杯の白湯と1杯の甘酒を入れてあげるのです。
お腹がほどよく落ち着きますし、腸も動き出し、便もスルッと気持ちよく出ます。甘酒は、米麹と米のみを発酵させたストレートタイプを選んでいます。
私はこの飲み方を花粉が飛び始める2~3か月くらい前から始めて、花粉の時期が終わるまで続けます。花粉症が軽くなるだけでなく、お肌の調子よくなるため、最近は花粉の時期にかかわらず飲むことも多いです。
意外とお手軽に始められるので、試してみてください。
プラスαでやっている鼻うがい
1年を通して、鼻うがいもしています。お水でやると鼻がツーンとするので、専用の液を使用。タイミングは朝起きたときと、外出先から帰ってきたときの2回。花粉の時期は寝る前にも1回します。花粉対策だけでなく、風邪の予防もできるのでお気に入りです。
甘酒と鼻うがいで、鼻がつまり過ぎて真夜中に目が覚めることもなくなりました。
花粉の時期でも質のいい睡眠がとれることに幸せを感じています。