暗記学習のマストアイテムとして、よく使っていた“赤シート”。私も学生の頃はさんざんお世話になりましたが、今その赤シート学習がスマホでできるってご存知ですか? 話題の渦中にあるのは、アプリ「i-暗記シート-写真で作る問題集-」。使い方は赤シートと同じ準備をし、カメラで写真を撮るだけ。ユーザーからもかなり好評のようで、ネット上には「資格試験の勉強をするときに重宝しています」「スマホひとつで完結するから持ち運びがラクちん」「すきま時間にパパっと学習できるのがありがたい」などの反響が相次いでいました。なんだかおもしろそう!と感じた私は、さっそくアプリをダウンロード。気になる使い心地を検証していきましょう。
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今や赤シート学習もアプリの時代!?
まずは同アプリのスペックについて軽くご紹介。「i-暗記シート」は覚えたい単語や文章、年号などをフィルターで隠し、従来の赤シート学習と同じように勉強できる暗記学習用アプリです。ノートの赤文字や緑マーカーで塗りつぶした文字はもちろん、参考書を丸ごとPDF化してとり込むことも可能。さまざまなメディアでもとり上げられているようで、30万ダウンロードを突破しています。
実際にアプリを立ち上げた様子はこちら。画像のとり込みは「フォトライブラリ」から選んでもよし、アプリ上で写真を撮ってもよし。「教材ライブラリ」では、「i-暗記シート」専用の学習教材もダウンロードできます。
試しに英語フレーズを書いたノートをパシャリ。そのまま「写真を使用」ボタンを押してみると、上記のような画面が表示されました。どうやら画面の下部分が赤シートエリアになっているようで、緑マーカーを引いた箇所だけ、まっ黒に。赤シートの外に画面をスクロールすれば、黒く塗り潰された文字が現れる仕組みになっています。おぉ…、これはかなり便利ですね!
ただしマーカーを引く際は、何重にも塗り潰すのがポイント。ひと塗りしただけでは赤シート部分が上手く隠れませんでした。もしノートの見栄えが気になる場合は、「編集モード」でマーカーをつけ足すことも可能。これなら完全に塗り潰せますし、ノートの見栄えも気にならないはずです。
「教材ライブラリ」では、さまざまな教材が用意されている模様。コンテンツは中学生・大学受験・一般の3つに分かれており、「一般」では地図や百人一首などの雑学が学べます。暇つぶしに勉強するのもおもしろそう。
学生に限らず、だれでも暗記学習ができる同アプリ。資格試験の勉強や英会話の学習など、ぜひさまざまな学びの場で役立ててみてくださいね。
<レート>
4.2(最大5/App Store/4月30日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:DAISUKE KAWAMURA
サイズ:33.9MB
互換性:iOS 9.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語、 英語、 韓国語
年齢:4+
Copyright:(C)Daisuke Kawamura
文/矢野りさ