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マイナポイントの対象期間が延長! [マイナンバーカード]のこれからの使いみち #大人女子のマイルド貯蓄
以前の連載でお話したマイナポイント事業。今年の4月末の予定がなんと今年の9月末までに期間が延長されました! 今回はお金の専門家の横川楓さんに、マイナポイント事業のおさらいとこれからマイナンバーカードを持っておくメリットなどについて教えていただきました。
Contents 目次
マイナポイントの対象期間が9月まで延長に。制度のおさらい
マイナポイント事業とは、マイナンバーカードを使って事前に予約申込することで、特定のキャッシュレスサービスでの支払いやチャージで最大5,000円分のポイントをもらうことができるという制度です。買いものをするときにはマイナンバーカード自体は使うことはありませんし、もらえるのは登録したキャッシュレスサービスのポイントです。マイナンバーカードで事前に申し込みするだけで5,000円分のポイントがもらえるんですから、もらっておいて損はありません。
延長には条件も要注意! マイナポイントを得る条件は?
マイナポイント事業の延長に伴い注意しなければならないのは、2021年4月末までにマイナンバーカードの申請をしなければならないという点です。マイナポイントを受け取ることができる期間は今年の9月末までとなったものの、マイナンバーカードを持っていない場合は4月末までに申請をしなければ、マイナポイントをもらうことはできません。マイナンバーカードさえ持っていれば、マイナポイント自体の申込は9月末までにすればいいのですが、もしマイナンバーカードを持っていないのであれば、あとでいっかと後回しにせず、マイナンバーカードの取得申請だけは今すぐにでもするようにしてください。
マイナンバーの今後の使い道
マイナンバーカードは、今現状どういう使い道があるのかというと、ベースとなるのが身分証としての使い道です。免許証やパスポート同様、顔写真つきの身分証として使うことができます。マイナンバーカードならではの使い道としては、住民票がコンビニで発行できたり、保育園や児童手当など子育てサービスや介護のサービスなど行政の手続をマイナンバーカードを使ってオンラインで申請することができます。
また、3月からは事前に登録をすることでマイナンバーカードを健康保険証として利用することができるようになります。転職時の保険証の切り替えをしなくて済んだり、限度額認定証というものを申請しないといったんは限度額以上の高額な負担となる高額療養費制度も、マイナンバーカードを保険証として利用することで最初から限度額のみの支払いで済みます。お財布に健康保険証とマイナンバーカードの両方を入れておかなくていいというのもラクですよね。
2020年の現金給付10万円のときにはマイナンバーカードを使ってオンライン申請をした人のほうが早く10万円が振り込まれたという自治体もありました。まだまだあまりマイナンバーカードを持つことにピンとくる使い道がない人もいるかもしれませんが、あると便利ということがこれからも増えていくはずなので、マイナポイント5,000円をゲットするためにも、ぜひ早めに申請をしてみてください。
イラスト/うつみ ちはる