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    じつは防災グッズやキャンプ用品としても使える! みつろうラップの使い方~基本から応用まで~

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みつろうラップ画像A

エコやゴミ削減について関心を持つ人が増えてきました。そんな流れのなか、プラゴミ削減にもつながる注目のアイテム、みつろうラップを紹介します。11月30日(火)に開催した「Fan!Fun!FYTTE」のオンラインクラスでは、自らもブランド展開するみつろうラップのスペシャリスト・吉田奈未さんをゲストに迎え、山田養蜂場の「みつろうラップ」を使いながら、みつろうラップにまつわる素朴な疑問を解決していただきました。


ラップ代わりだけでない! 使い方次第でゴミ削減にもつながる

「みつろうラップ」画像

現在みつろうラップのワークショップや制作、販売等をされている吉田さんが「みつろうラップ」という名前を聞いたのは4年ほど前。ワークショップに参加したのをきっかけにみつろうラップと出会ったそうです。今回は2021年9月に新発売された山田養蜂場のみつろうラップを使い、使い方のポイントを、実践を交えながら紹介していただきました。

みつろうラップってどんなもの? 使い方が知りたい!

みつろうラップ画像B

「みつろうラップ」は、布地にみつろうをしみ込ませ、全体をコーティングしたものです。市販のラップのように、野菜や果物を包んだり、冷蔵庫に器を入れるときに、器にかぶせたりして使います。紹介する山田養蜂場の「みつろうラップ」は、山田養蜂場の特例子会社である障がい者自立支援所株式会社「ビーハッピー」の社員がひとつひとつ手作りしているもので、約24㎝×24㎝のオーガニックコットンに100%ピュアなみつろうが塗ってあります。使用後は水やぬるま湯で表面を洗って乾かせば、1年以上くり返し使えるエコなアイテム。一般販売の商品にはみつろうに加え、オイルや樹脂がしみ込ませてあるものも多いのですが、こちらの商品はみつろうのみを使用しているので、素材や器を包んでもべたつかないのがうれしいポイントです。

みつろうとはミツバチが作り出す天然の「ろう」のこと。「ビーワックス(beewax)」ともいわれ、抗菌・保湿作用が強く、食品を包んで冷蔵庫に入れておくと、長期間保存しても鮮度が保たれるという優れもの。また、撥水効果もあるので、昔のヨーロッパなどでビンのふたとして使われていた歴史もあるんです。

吉田さんオススメのポイントは「使い始めは“くしゃくしゃ”に」!?

まるめたラップ画像

「しわのない新品のみつろうラップを目にして、なかなか使い始めることができないのは、よくあること。商品を買ったら、まずはみつろうラップをくしゃくしゃにしましょう。みつろうラップは細かいしわが多いほど、てのひらの温かさでやわらかくなったとき、包みやすく、ぴったり包めるようになります」と吉田さん。

しわになった画像

一度使ったラップは水洗いだけでもいいし、食器用洗剤を使って洗ってもOK。乾きも早いので、布巾掛けなどに引っ掛けておけば乾いてしまいます。

「乾いたみつろうラップはたたんでしまっておけば、また使えます。みつろうをいかに落とさず長持ちさせるかが寿命のポイントですが、布にカビが生えてきた場合はとり換えてください。

山田養蜂場のみつろうラップはサイズがちょっと大きめなので、野菜、果物などはもちろん、おにぎりやサンドイッチなどを包んだり、器のラップ代わりに使えます。小さめのものを包んだりコップを覆うのに使うのだったら、4等分に切って使ってもいいですね。端の糸くずが目立ってきたら、ハサミで切ればOKです。

とはいえ、『みつろう』なので、扱いにはちょっとした気遣いも必要です。熱湯や蒸気などの高温や火気に近づけたり、電子レンジやオーブンなどでの使用は難しいですね。みつろうは融解温度が約60度で、それ以上の温度になるものを包んだりすると、表面のみつろうが溶けてしまいます。また、酸が強い食べ物や油ものは控えてくださいね。冷凍保存でも使えますが、劣化が激しくなるので、ここにも注意が必要です」

みつろうラップは、お皿にも、コップにも!

お皿やコップとしてのみつろう画像

みつろうラップの魅力は、くり返し使えてブラスチックゴミの削減に貢献できるほか、“ラップ”以外の多様な使い方ができること。
「じつは器代わりとしても利用できるんです。四隅をくっつけて箱型にすれば器として、コップ型に折れば、紙コップの代わりとしても利用できます。キャンプやピクニックに、紙皿や紙コップの代わりに持参すればゴミの削減にもなりますし、かさばらないので便利です。いざというときの防災用品として常備しておくのもよいと思います」

吉田さんは買いものなど、出かけるときにも数枚のみつろうラップを持ち歩いているとか。「量り売りの食品などをみつろうラップに包んでもらえば、ビニール袋を使わなくてもいいので、ゴミが減りますよね。袋のように折っておいて、パン屋さんで買ったパンを持ち帰るのに使うこともあります。カレーパンなど油っぽいパンの場合は、みつろうラップの内側にクッキングシートを重ねておけば気にせずにすみます。クッキングシートや紙袋などとみつろうラップをひとまとめにして、自分なりのテイクアウトセットを用意しておくと、買いものの際にサッと持っていけますよ。

みつろうラップは洗ったり乾かしたりとひと手間かかるのですが、まずは使ってみて自分の生活になじむかどうかを見てみるとよいと思います。みつろうラップは思考を変えるひとつのアイテムになると思うんです。忙しい人でもみつろうラップをプレゼントされたら、どんなふうに使えるかを考えますよね」

「だから、クッキーなどの焼き菓子をプレゼントするとき、ビンのふたにみつろうラップを使い、かわいいリボンで飾って贈り物にする…ということをよくやります。ふたがみつろうラップしかないので、再度ふたをしようと思ったときに、必然的にみつろうラップにふれることになり、自然と使い慣れてくるんです。そこからいらないものが見えてきたり、エコ生活を始めるきっかけをつかんだりした人を、何人も見てきました」と笑う吉田さん。単なる“ラップ”だけではない、いろいろな可能性のあるみつろうラップ、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか。

取材・文/岩間由起

【講師プロフィール】
吉田 奈未さん(7373wrap)

プロフィール画像

14歳からマクロビオティックやローフードなど自然食にハマったのをきっかけに環境問題に関心を持ち、国内外でボランティア活動やビーチクリーン、学校で食育やお話会をしてきた。子育てを始めると、その興味関心の幅もさらに拡がり、子どもたちに託すはずの未来への責任感から、今までの活動に加え、沖縄産の希少「美らヘナ」を扱う美容師をしながら、自然派ママからワークショップで教わったみつろうラップを事業化し精力的に活動している。
note: 73 Organic Japan
instagram: 7373wrap
Facebook: 73 Organic Japan
Twitter: 7373wrap

FYTTE 編集部

FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

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