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“いい言葉”を使えば、自分もまわりもハッピーに。女優・羽田美智子さんの「毎日をご機嫌に過ごす秘訣」は?

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羽田美智子さん

4月6日にスタートしたドラマ『特捜9 season5』(テレビ朝日)をはじめ、多数の人気ドラマシリーズに出演している女優の羽田美智子さん。デビュー以来、30年近くにわたり芸能界の第一線で活躍する一方、30代、40代と不調に悩まされた経験もあったそう。「どんなときもいまを思い切り楽しまないと損!」と語る羽田さんが、自分の体と心に向き合うなかでたどりついた「毎日をご機嫌に過ごす秘訣」とは―? 日常に中に小さな幸せを積み重ねるコツを教えていただきました!

Contents 目次

「感謝の言葉」で、自分もまわりもハッピーに

子どもの頃から本を読むのが好きだったのですが、日本語ってその響きや意味まで美しいなと思うんです。だから、せっかくこの美しい言葉を話せるのだったら、やっぱり“いい言葉”をたくさん使っていきたいなと思っています。

でも、ふだん、自分が発している言葉を文字にしてみると、「私ってこんなこと、話しているの?」と思うほど、不平不満が多いことに驚きます。たとえば、「お腹が減った」「つまらない」「暑いな、寒いな」ということも不満の一種だし、「怖いな」「つらいな」「悲しいな」という言葉も、感謝とは真逆にあるものです。年齢を重ねて、体の衰えや変化を感じていくのは自然の流れ。そう考えれば、本当はいまこの瞬間がいちばん若くて楽しいはずなのに、全然、感謝できていないなって、あるとき、ふと、気づいたんです。

自分で発した言葉は、周囲の人だけでなく自分自身も聞いているので、だったら音楽と同じように心地よく聞こえたほうがいいに決まっています。つまり、意識的に感謝の言葉を選ぶようにすれば、自分の気分もよくなるうえ、まわりもハッピーになるんじゃないかと思うんです。楽しんで、その日、その日を感謝して過ごすこと。それこそが、日々を幸せに過ごすいちばんの近道だと考えています。だから、いまはできるだけ、いい言葉を使うように心がけています。

小さなことでも、できたら“褒める”

でも、自分の気持ちや体調って、どんなに自分で気を遣っていても、周囲の環境に左右されることもありますよね。誰かの言動や、ちょっとした出来事によって暗い気分にさせられることもしばしば。本音を言えば、いつも上機嫌でいるのはけっこう大変。いつも誰かが自分のご機嫌をとってくれるなら最高ですが、なかなかそうともいきません(笑)。

だから、自分で自分を楽しませてあげて、そしてたくさん褒めてあげることもすごく大切だと思っています。
特に自分に厳しい人っていませんか? どうしてこんなことをしちゃったんだろう、なんでもっと頑張れなかったんだろうって、ダメ出しばかりして…。私も自分に対しては採点が厳しめで、相手のことは褒めることができるのに、なぜか自分のことになると「そのくらいできて当然」と思ってしまいがち。せっかく褒められても「そんなことない」と謙遜してしまうことも多いです。

だから、自分で自分にダメ出しをしそうになったら、思いとどまって「私は一生懸命頑張った!」って言うようにしています。自分自身も“ひとりの人間”として見て、「お疲れさま、えらかったね」と声をかければ心が喜ぶし、それだけでも1日をご機嫌に過ごせるようになってくるんです。特に感動したときには、なるべく声に出して自分も相手も褒めるようにしていますね。

原因を見極めつつも悩み過ぎず、ときには「放っておこう!」

羽田美智子さん

健康には、メンタルの状態が影響することも少なくありません。心にわだかまりやモヤモヤがあるときは、なんとなく体調にも響きます。だから、なるべく早くそのモヤモヤの原因をとり除くことが大切です。

そして、そのためには自分を分析する力も必要。このモヤモヤは一体どこからやって来たのか、その理由を突き止めて、「ああ、これが気になっていたのか」「この人の顔色で気持ちが左右されちゃったんだな」とか、自分が何を気にしていたのか、その原因がわかったほうが対処もしやすいです。

一方で、自分の力でどうにもできないこと、考えてもしょうがないことは放っておきましょう!と言いたいですね。あれこれと深く悩み過ぎると不安だけがどんどん大きくなって、焦れば焦るほど空回りしてしまうから。そんなときは、放っておいたほうがうまくいったりするんです。自然と収まるところに収まっていくから、考え過ぎだなと思ったら、思考は一度ストップ。思い悩んで余計な考えを巡らせるより、「そのうち収まるべきところに収まるだろう」と、どっしり構えることも、毎日を心穏やかに過ごすためのコツだと思います。特に相手がいる問題では、相手に干渉し過ぎないこともポイントですね。

気持ちが落ち着かなくても、体調が安定しなくても、つらい時間はいつか必ず過ぎ去ります。なぜなら、私がそうだったから。いまは不安でも、いい言葉を自分にも使ってたくさん褒めてあげて、少しでも心穏やかに過ごせるように、自分をいたわっていきましょう。

次回は、50代を迎えた羽田さんが始めたオンラインショップ「羽田甚商店」の取り組みや、そこに込めた想いなどに迫ります!

<Profile>

羽田美智子さん

羽田美智子(はだ・みちこ)
1968年、茨城県生まれ。1988年にデビュー後、女優として映画、ドラマ、CMなど幅広く活躍。1994年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。出演作には、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』、『花嫁のれん』シリーズ、『特捜9』シリーズ、『おかしな刑事』シリーズ、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』など多数。2019年、自身が「本当にいい!」と思ったものだけを集めたオンラインショップ「羽田甚商店」をオープン。著書に『羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方』(宝島社)などがある。

衣装/トップス¥26,400(ダイアグラム/Diagram 表参道ヒルズ店) パンツ¥28,600(グレースコンチネンタル/グレースコンチネンタル 代官山本店) シューズ、イヤリング/スタイリスト私物

撮影/田辺エリ 取材・文/番匠 郁

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