落ち着いたアトリエ。片手にワイン。ここはクリエイティブを楽しむことができるアートバー東京です。今回は、人気のたらし込みアートを体験レポートします。アートバー東京は原宿、代官山のほか、私が訪れた横浜元町店があります。アトリエに着くと、たくさんの顔料や筆が用意されていました。
Contents 目次
ドキドキしながら始まるのを待ちます。
ワインを片手に。ノンアルコールもあるアートバー
こちらのバーで、飲み物をいただきます。飲み放題で、手前にあるお菓子も自由にとってOK!
私はノンアルコールのカクテルを注文しました。
想像力を掻き立てる色選び
「たらし込み」とは、絵の具の色が自然に混じり合うことで生まれる偶然のデザインを楽しむアート。
まずは5色の絵の具を作ります。たくさんあるので本当に迷います。はっきりした原色からメタリックやくすみカラー、ニュアンスが変わる顔料など種類も豊富なうえに、色の割合を変えると全然違う色ができるので、5色を決めるのはなかなか悩みましした。
私が作った5色がこちら。
寒色をベースに、ピンクで全体を柔らかくできたらいいな、なんて思いながら作りました。ピンクと右下のエメラルドグリーンにはくすみカラーを。オレンジにはメタリックを入れ、角度を変えて見た時に、他の色と鮮やかさに変化が出たり、キラキラしたりして立体感が出るかな、なんて期待を込めてみました。
緊張するキャンバスへのたらし込み
まず、5色の絵の具が入ったカップをキャンバスの下に置きます。
それを落ち着いて、ひっくり返して
ゆっくり、カップを上に上げていきます。するとドロリと絵の具が出てきて、私の選んだ色が不規則に出てきました。悩んで作ったものの、どんな色が多く出るか予測できないのでドキドキです。
少ししか入れていないオレンジが意外とたくさん出て、ネイビーが全然出ませんでした。
もう少し全体的に寒色にしたかったので、ネイビーと水色を混ぜて上から垂らすことに。
すると全然違った表情に。
最後にバーナーで炙ると、秘密の液体を垂らしたところに点々が浮き出てきました。このあと、もっと手を加えることもできましたが、私はここで完成にしました。
自分が作り始める前に考えていたものとは全く違うものとなりましたが、変化していく色をその場その場で楽しみ、創造し、作り上げていくのは、他のことを考えることもなく、集中して好奇心にあふれた時間でした。
作品は乾燥後、1〜2週間で自宅に届けてもらえます。
お部屋に飾ると、なんでもなかったお家の壁が自分で作ったアートによって、一気に雰囲気が変わりました。
アートバー東京では、たらしこみアートの他にも水彩画やアクションペインティングなどもあります。
何度も通って、自宅がオリジナルの作品でいっぱいになったら自分だけの美術館みたいですね。
みなさんもよかったら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
文/鈴木 彩乃
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