ハワイ好きな人なら誰でも知っているマカダミアナッツチョコレート。その製造元であるハワイアンホースト・グループが、2021年に立ち上げた高級チョコレートブランドが「KOHO」(コホ)です。ハワイの特産物を活かし、ハワイの島々への想いがつまった高品質なチョコレートとして人気が高い「KOHO」の小売マネジャー、Naomi Gauthierさんにお話を聞きました。
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宝石のように美しい「KOHO」のボンボンショコラ
「KOHO」は、「ハワイアンホースト」「マウナロア」などのチョコレートブランドでも有名なハワイアンホースト・グループから登場したブランドです。ハワイアンホースト・グループは、1927年の創業以来、ハワイ州ホノルルに本社を置き、伝統的なチョコレートやマカダミアナッツのスナックを世界中へ届けています。
宝石のように美しくクラフトされたKOHOのボンボンショコラには、ハワイの島々からインスパイアされた数々のエキゾチックなフレーバーがそろいます。フレッシュなリリコイ(ハワイのパッションフルーツ)やハワイアンシーソルト、クリーミーなマカダミアナッツなどがその一例です。
チョコレートの材料も厳選しています。オアフ島のワイアルア地域でとれるカカオ豆からとれるカカオ、モロカイの深海から届いたミネラルたっぷりのシーソルト、稀少なハワイ島はちみつなど、地元産の最高級品質の原料をふんだんに使用し、島の職人の手作業で作られていきます。「ハワイの農業従事者を助けたいという気持ちが強くあり、このような製造ラインになった」とNaomiさんは言います。
今までアラモアナセンターでポップアップショップとして販売されていたKOHOのチョコレートですが、2023年2月、ワイキキのカラカウア通り沿いアウトリガーホテル・ワイキキビーチ1階に新店舗を構えることになりました。ここでは、チョコレートのカスタマイズサービスを拡張し、季節のフレーバーや限定カスタムボックスを導入、より顧客の好みに合わせたオーダーメイド体験ができるようになっています。
店内のPOPは、ハワイの水彩画アーティストであるジャネット・メカラウさんを採用。ハワイへの想いがあふれるゆったりとした空間で、自分好みのチョコレートの詰め合わせをオリジナルで選ぶ楽しみは、KOHOならではのサービスです。ただ発売後、多くの地元客がこの高級チョコレートのファンになってくれているため、引き続きアラモアナでも購入できるよう、ニーマンマーカス3階のエピキュアでもKOHOの商品の購入が可能となっています。
ウェブサイト:kohochocolates.com
取材・文/堀内章子 写真/KOHO