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【アラフォーからの学び】取材を通じて知った東洋医学に目覚め、薬膳・漢方から鍼灸師を目指す~岡尾知子さん~
アラフォーからの新たな学びで人生が変わった女性たちへのインタビュー企画。美容・健康ライターとして仕事をする岡尾知子さんは、現在50代。40代から始めた東洋医学の勉強を続け、現在、鍼灸専門学校で勉強中。第二のステージへ邁進する岡尾さんの学びの心とは。
Contents 目次
体のことを学べば人生は何倍も豊かになる
現在、鍼灸学校の2年生という岡尾知子さん。仕事をしながらの学生生活は、いったいどのような毎日なのでしょう。
「学校の授業は午前中2コマ。昼過ぎに終わるので、午後や土日の時間を、雑誌の取材や撮影、原稿の執筆、薬膳教室などにあてています。最初は時間のやりくりと頭の切り替えで苦労しましたが、仕事仲間のみなさまの理解と応援のおかげで、何とかやれています」
岡尾さんが東洋医学に興味を持ったのは30代だったそう。本格的に勉強しようと思うきっかけは何だったのでしょう。
「出版の世界に身を置き、美容・健康・ダイエット情報を発信する仕事をする中、ずっと感じていたことがあるんです。それは、『私たちは何もかも頭で考えすぎているのではないか』ということ。自分自身の体調についても、自らが感じることよりも、世の中に出回っている知識や、テレビ・雑誌で得た健康情報などを疑いもなく信じてしまう。それでいいのかなと。東洋医学は、季節や年齢の変化に応じ、体が変わって当然だと考える学問。疑問を晴らしてくれると感じ、じっくり勉強したくなったのです」
最初に通ったのは、カルチャースクールのような漢方セミナー。そこから、中医薬膳、中医学を学び、4年前には薬膳教室を主宰するようになりました。さらに鍼灸の道を目指す理由は何なのでしょう。
「簡単に言えば、大いなる好奇心ですね。薬膳も漢方も鍼灸も、根本にあるのは中医学やそこから発展した漢方。根っこは同じです。薬膳だけでは解決できないことも、漢方薬やツボを使えば別の角度からアプローチできます。だったら、鍼灸を学ばない手はない! 興味を持っているのにやらなければ絶対に後悔する! その一念が自分を突き動かした感じです」
「一生が勉強」という岡尾さん。新しいステージに向け、挑戦を続けています。
学びの年表
2008年 漢方スクールで勉強スタート
2010年 中医薬膳の学校へ
2011年 国際薬膳師試験合格
2014年 国際薬膳師試験合格
2014年 薬膳教室を始める
2016年 医薬品登録販売者試験合格
2017年 鍼灸専門学校入学
現在 鍼灸師を目指して勉強中
岡尾さん流40代からの学び方3つのルール
1
まずはできる範囲で自己投資する
本を読む、学校に通う、通信教育を受けるなど、学ぶ手段はいろいろ。勉強したいと思ったら、どれでもいいからやってみることです。本当にやってみたいことなら「もっと学びたい」となるはず。それがスタートに!
2
学校に通うならまず見学に行くこと
学校に通って本格的に学びたいと思ったとき、迷うのは学校選び。HPで候補の学校を絞り込んだら、必ず見学に行きましょう。実際に足を運んでみると、直感的に「ここがいいかも」と思え、迷いがなくなります。
3
大人だからこそあえてゴールは決めない
仕事や子育てを一通り頑張った大人世代。これからの人生は自分のものだから、目的やゴールはあえて決めないほうが楽しいと思います。楽しく学びながら自分だけのゴールを見つけるのが、大人の学びの醍醐味!
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