いくつになっても、エイジレスな美しさを放つ女性は、常に新しいチャレンジや学びの努力を欠かしません。今回は、健康体を手に入れるために、ヨガインストラクターの資格を取り、グルテンフリーの協会を立ち上げた中村さんに、生活習慣の改善法と簡単につくれるグルテンフリーレシピを教わります。
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会社員時代に体調を崩し
一念発起してヨガを始めた
会社員時代、とても忙しい毎日を過ごしていたという中村由美子さん。体調も思わしくなく、何か習い事でも始めようと思って習い始めたのがヨガでした。
「ガチガチに硬かった体がヨガをやるだけでやわらかくなりました。それと同時に心=考え方も柔軟になっていくのが感じられたんです。こんなに変われるものなんだなと思い、その後は会社を辞め、多くの人にこの素晴しさを伝えたくてヨガのインストラクターとして活動を始めました」(中村さん)
体を動かすことで心身ともに安定してくる一方で、食事にも気を遣うように。「ヨガの師匠がとても美しく素晴らしい方だったので、師匠のようになりたいと思ってベジタリアンだった師匠の食生活をマネしました。自分が体を壊したことも重なり、“食べるもの”もきっと影響があると、マクロビオティックを学び、実践しました。お料理が好きだったことと、自分の経験したこと学んだことを伝えたいという想いで、ベジタリアン&オーガニックのお料理教室をスタート。グルテンフリーに意識が向いたのもその頃です」
自身の体調が変わることで
人にもグルテンフリーを勧めたいと
グルテンフリーは欧米のほうが進んでいたため、頻繁に渡米してお料理教室に通ったり、書籍で勉強するなどして自分なりに取り入れていったそう。
「実際に小麦をとらない生活をしてみると、体がスッキリして、体調不良もなくなりました。常に自分のベストな状態を保てるように。花粉症がラクになったり、ホルモンバランスが整ったのか生理周期も安定。私にとってはいいことづくめ。毎日がますます楽しめるようになりました。とかく難しく思われがちのグルテンフリーですが、もっと気楽に楽しんでもらえるような提案をし続けたいですね」
中村さんのプチグルテンフリー生活のルール
1ストレスを感じながら食べないこと
「グルテンフリーだからといって『小麦は食べちゃいけないんだ』と思わないことが大事。食事にストレスを感じてしまうと必ず反動がきてしまいます」
2自分の体の声を聞いて、食べたいと
思ったものを食べること
「体は自分が欲しているものをちゃんと教えてくれるので『●●はこうらしいから食べちゃいけない』と頭で判断せずに自分の感覚を信じて食べるようにしています」
3バランスを大切にすること
「食べることは毎日の楽しみのひとつです。なので、グルテンフリーもガチガチに取り入れるのではなく、状況、気分に応じて“プチ”でバランスよく実践しています」
つづいては、思ったより簡単に、しかもおいしくつくれるグルテンフリーのおやつのレシピをご紹介します!