つらい寒さに季節の変わり目、花粉のダメージetc.春到来の直前は、何とな~く気持ちも体調もイマイチで、うつっぽい気分になりがち…。いつも太陽のように明るく輝いている美容研究家・岡江美希さんは、こんな時期をどう乗り切っているのでしょうか? 素敵な女性になるための、ちょっとした心構えを聞いてみましょう。
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うつっぽい自分とサヨナラするコツ
「美肌は太陽が好き!」なんてブログのタイトルをつけているくらい、私はいつでも元気いっぱいです。いつでも明るくいられるコツはそうですね、「自家発電」がとっても大切。昔はないものねだりをしていることもありましたが、歳を重ねた今は、自分でできる範囲のことで満ち足りるようになりました。
例えば寂しいと感じる人もいるだろう、一人暮らし。でも、ものは考えようです! そんなときは気持ちを強く持って「人と暮らしたくないし、人のお世話もしたくないし、今の状況が最高に幸せ~」なんて、今の自分を肯定して、顔をあげて太陽を見るんです! 毎日何かしら思い出し笑いをするくらいのテンションで、生きてます。
それには、自分の本当の癒しポイントを見つけておくことかしら。
私はエステなどのトリートメント系よりも、断然頭皮マッサージがお気に入りです。お風呂上りに柔軟をして全身の巡りをよくすることも欠かせませんが、頭皮をほぐしてくれるアイテムも私にとってなくてはならないアイテム。
愛用品は「セレブリフト」。以前それをブログに書いたら、「薄毛対策にはどうなのか?」というお問い合わせが、びっくりするくらいたくさん届いたこともありましたね。薄毛に悩んでいる女性って、今とっても多いですね。もちろん薄毛も血行が関わっていますから、頭皮マッサージはとてもいいハズですよ。
ちょっと話がそれてしまいましたが、癒し方も含め自分にやさしくすることって大切よね。私最近、しっかり寝るようにしているんですよ。昔は飲み過ぎて吐きそうな状態でも、ムリしてジョギングなんてしちゃっていたけれど、あるとき「47歳にもなって、二日酔いでジョギングすることないんじゃない!?」と悟り(笑)、自分を労わることにしたんです。そうすると、人にもやさしくできる余裕が出てくる。これも、人から与えられるのを待つんじゃなくて、自家発電よね。
そうして余裕が少し生まれたら、「上手におもてなしできる女性」を目指すと素敵だと思うわ。意外と人を上手によろこばせられる人って、案外少ないように思えます。ものをひとつあげるのも、適当なものを買ってくるより、相手が何をよろこぶかというアンテナをはっているかどうか。
例えば私の誕生日にワインをくださる人がいるんだけど、単に評判のいい銘柄…とかでなく、トリプルマグナムをドーンと出されるもんだから、思わず笑っちゃうのよね。値段の問題ではなく、私が笑うだろうということを考えてくれるその姿勢がうれしい。そんな風に人を笑顔にできる人って、素敵です。
キレイになりたい! と思うとつい力が入ってしまうこともあるけど、自分も癒して人も癒す。そんな感じを目指して、ゆるく楽しく過ごしていきたいですね。
取材・文/木下 頼子