“引き寄せノート術”の第3回目では、さらに具体的で効果抜群のノートの書き方をご紹介します。
教えてくださるのは、各地で開運ノート術のセミナーを開き、多くの女性を幸せに導いてきた運命カウンセラーの丸井章夫さんです。「お金のブロック」を解除して、自分の本当に「好き」なモノ、コトに気づいたら、新しい人生はもうすぐそこまで来ています。今回は、引き寄せノートを書くうえでぜひ守っていただきたい3つのポイントについてご紹介します。
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願いごとの文末は、完了形か現在進行形で書く
前回の記事「自己肯定感が高まり、金運がグングン急上昇! 引き寄せノート術(2)」はこちら
「引き寄せ」についてすでによく知っている方にとっては当たり前のことかもしれませんが、いちばん大事な約束は、文末を「完了形」、もしくは「現在進行形」で書くということです。
願いごとというと、「○○が叶いますように」と書く人がいるのですが、希望するような形で書くと、脳はその言葉通りに、願いごとはまだ「叶っていない」と認識します。すると、「叶っていない」という否定を強く印象づけてしまうので、結果としてその願いが叶いにくくなってしまいます。
そこでおすすめするのが、「私は○○を叶えました」と完了形で書くこと。「叶った」という結果を断言することで、言葉に信念がこもってパワフルになり、願望達成率が飛躍的にアップします。
もし、完了形で書くことに違和感があるなら、その場合は「○○の実現が近づいています」「○○の夢が叶いつつあります」など、現在進行形にするといいでしょう。
○○の内容も具体的なほうが叶いやすいので、ただ「お給料が増えました」と書くのではなく、「お給料が3か月後に1.5倍に増えました」などと、くわしく書くことを意識しましょう。
大切なのは、今のあなたの気持ちにしっくりくる言葉を使い、必ず叶うという自信がわいてくるような言い回しで書くことです。書いているときにワクワクしたり、思わずニンマリしてしまうようなことが書けていればOKです。
ノートを書く時間は、早朝か就寝前に
忙しい毎日の中でも、ぜひこの時間はノートを書くことに使ってほしいという時間があります。それが、眠りから目覚めたばかりの朝。この時間は、まだ意識がはっきりと目覚めきっていないので、心の奥深く、潜在意識とつながりやすいチャンスタイムなのです。
この朝の時間を利用してノートに願いごとを書くと、その願いは潜在意識にしっかりインプットされ、現実が望み通りの方向に動き出します。
仕事の関係などで、どうしても朝に時間をつくるのが難しい場合は、昼間に仮眠をとって、目覚めたときに書いてもOKです。寝起きのボーっとしているときがチャンスなので、ぜひノートに向かう習慣をつけてください。
また、脳には眠っている間に記憶を整理するという働きがあります。この働きをうまく活用するには、夜寝る前に、気になることをノートに書いておくのがおすすめです。
すると、眠っている間に脳が働いて情報を整理してくれるので、朝起きたときに「これだ!」と答えが降ってくることがありますよ。
「気」が流れている場所でノートを書く
最後にもうひとつ、ノートは「火と水が両方ある場所」で書くのが金運アップを叶えるポイントです。
中国に伝わる「五行思想」では、火には「ものごとを明らかにする」水には「知恵・知識」という意味があるとされています。この火と水が両方ある場所でノートを書けば、アイデアやひらめきが生まれやすくなり、願いも叶いやすくなるのです。例えば、喫茶店や台所などは、火と水の両方があるのでおすすめです。
また、絶えず音楽が流れている場所もおすすめです。静かすぎるより、心地よい音とリズムのある場所のほうが、イメージも鮮やかになり、集中してノートを書くことができます。
近所にお気に入りのカフェなどがある人は、仕事の前にそこでノートを書いてもいいでしょう。コーヒー1杯の出費を惜しまず、未来の自分への投資だと思ってぜひ試してみてください。
ちなみに、飛行機や新幹線など、高速で動く乗り物に乗ったときもおすすめ。こういう非日常な空間に身を置くと、「限界」や「常識」といったリミッターがはずれて、自分の望みに思いっきり忠実になって書けるのです。
ご紹介した場所すべてに共通しているのは、「気」が流れていること。火と水は常に動いているもので、音楽は気を動かします。また、移動する乗り物も気が流れています。気の世界では、こうした「流れ」や「回転」をとても大事にし、そこから新しい発想やひらめきが生まれるとされています。
気のパワーも味方につけて、ノートに願いごとやひらめきを書きためていきましょう!
【書籍情報】
『金運を引き寄せたいならノートの神さまにお願いしなさい』(サンライズパブリッシング)
文/出雲安見子