皆さん、こんにちは! 9月はハワイの「グルメ」や「ラニカイビーチ」をご紹介してきました。今回は魅力満載で行く価値あり! 高知県土佐清水の旅情報をお届けいたします。日本にはたくさんのよい町があります。しかしながらあまり知られないままの町もたくさんあるんです!
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「土佐清水」の価値と魅力がすばらしい!
僕の仕事の日ひとつに地方創生事業があります。地方のよいものを世に示すことでその地の経済活性が動き出すことがよくあります。また地方のすばらしい産業をPRできないのも地方の弱みです。それがその地に訪れた観光客の目にふれることによってPRができ、外国人を通じ世界につながるチャンスさえ生まれるのです。
つまり「旅」と「地方創生」は重要な立居地にいるんです。そんな想いで以前に高知県土佐清水を訪れ、たくさんのよさにふれることができました。今回は高知県土佐清水の魅力をご紹介していきます。
土佐清水に行くには高知空港から車で4時間…。
じつは土佐清水までは高速道路などのアクセスが非常に悪いため「東京から一番遠い町」と言われる場所なのです。電車では高知駅から四万十川の中村駅まで向かい、そこから陸路で約2時間弱。とにかく行きにくい場所なのです。だからこそ価値があると信じることをおすすめします。
土佐清水についたらまずカツオを食べましょう。
この町は「黒潮」がもっとも早く日本に到達する地です。四国最南端にある「足摺岬(あしずりみさき)」の展望台から壮大な海原に目をこらすとはっきりと黒潮の潮目を見ることができます。この黒潮に乗ってやってくるのが、そう!「土佐カツオ」です。土佐清水で食べるカツオは最高! 10月〜11月は戻りカツオと呼ばれ、味や食感も変わるので特においしいですね。また、この強い海流で身がしまった「清水サバ」も有名です。こういった美食だけでも土佐清水は行く価値がある町なのです。
土佐清水市役所を目標に車を走らせて、町の中央の「中央通り」に行けばおいしさ満載のお店がたくさん。以前、市の職員の人に連れて行ってもらったのですが、名物の「ぺら焼き」もおいしかったですよ。お好み焼きのシンプル版のようなものですがこれが絶妙! ぜひ試してみて下さい。お店もいくつかあるようです。
そして土佐清水と言えば「ジョン万次郎」。
「ジョン万次郎」は西洋文化を日本に伝道させた偉人です。彼の人生を少し深掘りしてみるとこの町にある「ジョン万次郎の生家」や「ジョン万次郎記念館」などがとても興味深く映ります。先ほど少しご紹介した足摺岬には大きなジョン万次郎銅像もあります。
四国と言えば四国八十八箇所のお遍路ですが、足摺岬から歩いてすぐのところにある「金剛福寺(こんごうふくじ)」も有名なので合わせて立ち寄ってみて下さい。
土佐清水に向かう途中にある四万十川もはずせません。
四万十川は「四万十ブルー」という言葉の通り、川の水が青くすんで美しいです。しかし天候によっては大増水して大荒れする「暴れ川」でも有名なんです。そのため、川にかかる橋は増水に対応する「沈下橋」といい独特の形をしています。この辺は有名な沈下橋がたくさんありますので歩いて渡ってみて下さいね。僕は車で渡ってもドキドキでした。年に数台は川に落ちるとのことです…。安全確認をしながら気をつけて渡りしましょう。
そして屋形船にもぜひ乗ってみて下さい。船頭の話を聞きながら川の水音や自然から生まれるさまざまな音に包まれて流れる時間は特別です。ここでのグルメは四万十川でとれる天然のうなぎ弁当がおすすめ! 夏場ならビールも最高ですね。
最後に宿泊は「足摺(あしずり)テルメ」というリゾートホテルがおすすめ。
なぜここにあるの? というくらいおしゃれな外観で料理もおいしい。足摺テルメの「あしずり温泉」は弘法大師が癒した温泉としても有名です。町の中心部からはなれますが、山中のこのホテルから臨む星空がとんでもなくキレイなんです。この星空鑑賞のために訪れるリピーターも多いとのことで、屋上には寝そべるためのマットも用意されていました。吸い込まれるようなたくさんの星のまたたきに出会えますよ。
以上、今回は土佐清水の魅力をいくつかお届けさせていただきました。日本にはたくさんのよい所がありますね。そんな情報をこれからもたくさん紹介して行きます。
ではまた!
*写真は本人によるもの