キャッシュレスポイント還元制度が始まって数か月が経ちましたが、みなさんうまく活用できていますか? 日ごろ頻繁に使っているコンビニでとりあえずキャッシュレスを使ってみているという人も多いかと思いますが、コンビニでは基本的にその場で2%の値引き。でもこれは今回のポイント還元制度に合わせて本来の制度に関係なくコンビニが行っているもので、じつはポイント還元制度とは関係ありません。今回は改めてチェックしておくべきポイントをお話していきます。
Contents 目次
月々の還元上限額はクレジットカードごとに違う?
「ポイント還元率」については、以前の記事でもくわしくご紹介しましたが、まだまだじょうずに使いこなせていないという人も多いのでは?
還元される上限額についても、対象のお店で買いものをしたら、買いものをした分いくらでもポイント還元してもらえるのかというと、残念ながらそういうわけではありません。各クレジットカードやその他キャッシュレスサービスによって、ポイント還元の上限額が決められています。基本的には多くのキャッシュレス決済サービスで月の上限が1万5千円分。それを超える分は還元されませんので要注意です。還元率をこまめに計算するのは難しいですが、たくさん買いものをしているという自覚がある場合は、ひとつのキャッシュレス決済サービスですべて支払うのではなく、いくつかに分散させるとポイント還元制度の恩恵をうまく受けとることができるはず。
詳しくは、こちらのサイトからそれぞれのサービスごとの詳細を調べることができるので、1度チェックしてみてくださいね。
キャッシュレスで買いものしたのに、ポイントが還元されてないのはなぜ?
ポイント還元制度で還元されるポイントは、多くが即時還元ではありません。毎週付与されるものもあれば、翌月のもの、2~3か月先のものなど、さまざまです。サービスによってかなり異なるため、すぐに還元されなくても不安に思わず、ふだん使っているサービスのポイント還元制度に関するサイトをチェックしておきましょう。
また、すぐに還元されるものではないのと、それぞれのサイトなどで明細を確認しないとポイントが把握できないため、ポイント還元の上限を超えているか把握しづらいというのも、気をつけておきたいところです。
いちばん使われているキャッシュレス決済は?
多くの人が無意識に使い分けをしていて、コンビニなどでは交通系ICカードやApple payなどのタッチ方式のもので支払いを済ませることが多く、その他のお店ではクレジットカードを使うというケースが多いのではないでしょうか。この制度を機に新しくカードを作るということもあまりなく、今まで使っていたものを使っているという人がほとんどかと思います。
どのキャッシュレスサービスを使っているにせよ、コンビニは基本的にキャッシュレス決済をすれば即時値引きがされるので問題ありませんが、普通のお店での支払いはそのお店がキャッシュレスポイント還元制度の対象店舗であるかの確認が何より大事。ポイント制度の公式アプリでは、対象店舗と還元率を自分がいる場所をもとに地図上で確認することができるので、ぜひダウンロードしてみてくださいね。
ひとまずは大体のポイント還元の上限が1万5千円分ということ、ポイント還元が即時ではないことを押さえておいて、あとはそれぞれのサービスのサイトをチェックしてみましょう。とってもお得な制度であるのは間違いないので、いろいろなサービスを活用し、ポイントのとりこぼしがないよう、うまく使い分けてみてください。
イラスト/うつみ ちはる