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脂質を排出し脂肪を燃焼! 海藻のダイエット成分と低カロリーレシピ3選

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トマトもずくの完成イメージ

海藻は、低カロリーでダイエットにぴったりの食材。さらに、ダイエットをサポートしてくれる成分が豊富に含まれていることも判明! そこで東京海洋大学教授の矢澤一良先生に、なぜ海藻を食べるとやせるのか、その理由とより効果を上げる食べ方を教えていただきました。

Contents 目次

海藻に含まれるやせる成分とは?

そもそも海藻にはどんな成分が含まれているのでしょうか?

「まず、そのひとつがフコイダンです。海藻の中でも、わかめや昆布、もずく、ひじきなどの褐藻類は、表面がぬるぬるしていますが、このぬめり成分がフコイダン。フコイダンには、脂肪分解酵素の働きを阻害し、腸から脂質が吸収されるのを抑えて体外に排出する働きがあります。もうひとつのやせ成分が、フコキサンチン。これは褐藻類に含まれる茶色の色素の一種で、脂肪の蓄積を抑え、エネルギーとして燃焼されるのを促す効果があります。さらにDHAやEPAもダイエットに有効。これらは海藻や魚などの海産物に含まれる脂肪酸で、体脂肪の燃焼を促す褐色脂肪細胞を活性化し、余分な体脂肪を減らす効果があります。そのほか、成分は解明されていませんが、海藻からとる“だし”には、血糖値の急上昇を抑える効果があることがわかっています」(矢澤先生)

では、効果的なとり方とは?

「脂質の吸収や血糖値の急上昇を抑える効果を得るためには、海藻を食前や食中にとるのがおすすめ。加熱しても成分は失われないので、料理に加えてこまめにとりましょう」(矢澤先生)

ここでいちど、海藻のダイエット成分をおさらい!

フコイダン・アルギン酸

脂質の吸収を抑え、排出
「脂質の吸収を抑えて体外に排出。マウス実験ではフコイダンをとると中性脂肪の上昇が抑えられたという結果も。食物繊維なので便秘にも効果的です」(矢澤先生)

フコキサンチン

脂肪の燃焼を促進
「脂肪をためこむ白色脂肪細胞内で脱共役たんぱく質(UCP1)に働きかけ、脂肪をエネルギーに変えて燃焼を促します」(矢澤先生)

DHA・EPA

褐色脂肪細胞を活性化
「DHA・EPA は、体脂肪の燃焼を促す褐色脂肪細胞を活性化する効果があります。内臓脂肪の蓄積が抑えられ、中性脂肪の増加も抑えられます」(矢澤先生)

ダイエットに効く成分はココにある!

ダイエットに役立つ海藻の成分は、それぞれが異なる部分に存在。成分をまるごと摂取するためには、だしから身まで残さず食べるのがおすすめです!

フコキサンチン
フコキサンチンは、わかめや昆布、もずく、ひじきなどの褐藻類に含まれる茶色(赤褐色)のカロテノイド色素の一種。昆布でだしをとった後、捨てずに食べることで摂取できます。

フコイダン・アルギン酸
海藻の表面のぬるぬるネバネバした成分(粘質多糖類)がフコイダンやアルギン酸。水溶性食物繊維の一種です。北海道の函館近海に生育するガゴメ昆布や、もずくに特に多く含まれます。

DHA・EPA
海藻の内側の白い身の部分に含まれるのが、DHAやEPA。海産物の油に多く含まれる脂肪酸です。しっかりとるためには、海藻をよくかんで食べるのがポイント。

<引用したのはこちらの記事!>
脂肪燃焼&排出に効果大!海藻のダイエット成分Best3

ここからは、日々の生活に役立つレシピをご紹介!
海藻を使ったヘルシーなレシピを、さっそくチェックしてみましょう。

 

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