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    おこもりでお酒の量が増えていたら要注意? ダイエットのつもりでやりがちなNGパターンとは

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ワイングラスを持つ女性

世間ではインターネットでつながるパソコンの画面を通して、友人と一緒にお酒を飲む人も増えているよう。インターネット会議のソフトウェア「Zoom」が使われるところから“Zoom飲み”という呼び名も生まれています。お酒だけ飲んで食事をセーブすればダイエットにもつながると考えている人がいるかもしれませんが、海外の研究グループはお酒だけ飲むダイエットに注意をうながします。その理由とは?


食べなくてもお酒を飲めば平気?

ケイタイの画面を通じて友人とお酒を飲む女性

2016年の厚生労働省の統計によると、飲酒習慣のある人(週に3回以上飲酒して、1日当たり1合以上を飲む人)の割合が、男女で最も高いのが40代で25.9%。男性37.9%に対して、女性では15.6%。女性のほうが習慣的にお酒を飲んでいる人は少ないですが、20代で4.4%、30代で9.2%と年齢を重ねるほど少しずつ増えています。

外出を控える人が増えるなかで、ストレスがたまると気持ちの緊張を解くためにお酒を口にする人もいるかもしれません。もしかするとふだんはお酒を口にしない人でも、最近は飲酒する機会が増えたという人もいるかも。

海外ではお酒を飲むばかりではなく、食べすぎ、また逆に食べなさすぎがセットになることが問題視されるようになっています。オーストラリアの研究グループは、若い年齢の人たちにこうしたお酒と摂食障害が組み合わさった問題が起きていると考え、オーストラリアで飲酒が認められている18歳~24歳の若い年齢層の女性を対象に、こうしたお酒と食事習慣の問題がないかを調べました。

お酒と食事習慣の問題があったのは約3割

グラスにワインを注ぐ様子

ここから見えてきたのは、3か月の間に何らかの飲酒と食習慣との問題が見られた女性が82.7%に上ったということ。さらに28%以上が食事を抜いて、低カロリーや無糖のアルコール飲料を飲んでおり、そのうえで、少なくとも25%の人が飲んだあとに吐いたり、運動をしたりして、摂取したカロリーを落とそうとしているということです。

研究グループは、若い年代では飲みすぎに陥って問題を起こしやすく、さらに乱れた食習慣が組み合わさった過剰な飲酒は、低血糖、肝硬変、栄養不足、脳や心臓のダメージ、記憶喪失、湿疹、うつ、認知機能低下などの肉体的、精神的な問題にもつながりやすいと警告します。

研究グループは、飲みすぎると約3分の1の女性が、食べる量を減らすことでバランスをとろうとするのが問題だと指摘します。これが健康問題を引き起こすというのです。Zoon飲みは終わるタイミングを逃して、飲みすぎてしまうと指摘されることもあります。研究の結果も参考に、飲みすぎを避けるとともに食習慣を乱さないことを心がけるとよさそうです。

<参考文献>

『平成28年国民健康・栄養調査』(厚生労働省)

Binge drinkers beware, Drunkorexia is calling
https://www.unisa.edu.au/Media-Centre/Releases/2020/binge-drinkers-beware-drunkorexia-is-calling/

Powell-Jones A.,Simpson S.,”Drunkorexia: An investigation of symptomatology and early maladaptive schemas within a female, young adult Australian population.” Australian Psychologist First published:14 May 2020.
https://aps.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/ap.12462

星 良孝 <ステラ・メディックス>

星 良孝 <ステラ・メディックス>

ステラ・メディックス代表取締役社長/編集者 獣医師  専門分野特化型のコンテンツ創出を事業として、医療や健康、食品、美容、アニマルヘルスの領域の執筆・編集・審査監修をサポートしている。代表取締役の星良孝は、東京大学農学部獣医学課程を卒業後、日本経済新聞社グループの日経BP社において「日経メディカル」「日経バイオテク」「日経ビジネス」の編集者、記者を務めた後、医療ポータルサイト最大手のエムスリーなどを経て、2017年に会社設立。https://stellamedix.jp

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