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レモンをカットした断面

「体を老化させるもの」と聞いて真っ先に思い浮かべるものはなんでしょうか?
アンチエイジング医学で、今まで注目されてきたのは「酸化」でした。
しかし近年、その酸化とほぼ同時に起き、酸化よりはるかに悪い影響を及ぼすことがわかってきたのが「糖化」です。
前回はその原因となるAGEや食品の調理法などを説明しました。
今回は、糖化を軽減させる「リセット食品」を紹介します。


糖化の害を半減させるこの調味料がすごい!

ふだんの食生活において、私たちはAGEを全くとらずに生活するのは不可能と言ってよいでしょう。
ですが、できるだけ体にためないように少しずつでも意識するだけで「若さ」に大きな差が出てきます。
1度に取りすぎた場合も、数日単位で調整すれば大丈夫なので、気負わずに日々の生活に気軽に取り入れてみましょう。

そこで、まずご紹介したいのが「レモン・酢・ビネガー」です!
「梅干し1日1個で医者知らず」という言い伝えもあるように、古くから人間の健康に役立っているクエン酸。
クエン酸には新陳代謝を助ける働きや血液をサラサラにして疲れを取る働きの他、殺菌作用や抗酸化作用もあります。
注目すべきは料理と一緒にとると、糖化の害を防いでくれること! 揚げ物にレモンや酢をかけるだけで、料理に含まれるAGEの量が半分近くに減ったという研究結果もあります。
から揚げについてくるカットレモンや、揚げもの、炒めものが多い中国料理に酢をかけることは、とても理にかなっているんですね。

レモン、お酢

古代から伝わる「呑む治療薬」って?

世界最古と言われる歴史を持ち、「1日1杯の赤ワインは寿命を延ばす」という言い伝えもあるのがワイン。
ワインは赤ワインにも白ワインにも抗糖化成分だけでなく抗酸化成分が豊富に含まれているので、どちらを飲んでもAGEを減らすことが期待できます。
ワインの特徴は、なんといっても抗酸化作用の強いポリフェノールがたっぷり含まれていること。
そして白ワインは、悪玉菌をやっつけて腸内環境を整える酒石酸やリンゴ酸などの有機酸をふんだんに含むので、大腸がんを予防する効果も期待できます。
しかしながら、ワインには少量ではありますが糖質が含まれているので、甘口より辛口を選び、グラス1~2杯の適量を守りましょう。
また、効果と値段は無関係! 安いワインでも効果は変わりません。

白ワインと赤ワイン

カテキンは老化に勝つ栄養素の宝庫!

「朝茶は七里戻っても飲め」ということわざをご存じですか? 「朝に飲むお茶は体によいから、忘れて出てしまったら七里の距離までは戻ってお茶を飲むべき」という意味です。じつはお茶はそれほど栄養素が含まれた飲みものだったのです。

お茶の中でも緑茶にはポリフェノールの一種であるカテキンがたっぷり含まれています。カテキンにはAGEの発生を90%以上抑える効果も確認されていますし、高い抗酸化作用を持つビタミンA、C、Eもすべて含まれている、大変優秀な飲みものなのです。
また、同じ茶葉からできている紅茶にも紅茶ポリフェノールがたっぷり含まれ、コラーゲンの糖化を防ぎます。抗糖化作用を持つどくだみ茶や甜茶、抗酸化作用が高いルイボスティーなどの健康茶にも注目です。

緑茶のポットとお茶

このようにクエン酸やポリフェノールは、いずれもAGEを抑える効果が高いので、積極的に食生活に取り入れていきたいですね!

次回最終回は、糖化と闘う「最強のレシピ」を紹介いたします。

参考にした本はこちら!

老化の最大の原因は、糖化だった! これまで老化の原因とされていた「酸化=体がサビる」以上に、「糖化=体がコゲる」ことで、人の体は老い、そしてあらゆる病気を引き起こしていることがわかってきました。糖化の専門家でもあり、ベストセラー医師の牧田善二先生が実際に患者さんにも指導している「いつまでも若く、病気にならない食べもの・食べ方」を紹介します。

書影

著者:牧田善二 発売日:2017年9月 発行所:新星出版社

価格:1,080円(税込)

書影

著者:牧田善二 発売日:2018年9月 発行所:新星出版社

価格:1,188円(税込)

ライター/関恭子

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牧田善二 (マキタゼンジ)

牧田善二 (マキタゼンジ)

糖尿病専門医。北海道大学医学部を卒業後、ニューヨークのロックフェラー大学医生科学講座などで糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授。2003年より糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を開設し、延べ20万人以上の患者を診ている。『ぜんぶレンチン!糖質オフのやせる作りおき』、『糖質オフのやせるスープ』(新星出版社)など著書・監修書多数。

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