2019年4月、東京・銀座に売り場面積がブランド史上最大の世界旗艦店「無印良品 銀座」がオープンしました。1階~6階はおなじみの日用品や衣料のほか食品を扱う「無印良品」、地下1階には日本初となる複合レストラン「ムジダイナー」、7階~10階には同じく日本初上陸の「ムジホテル」を併設。この“無印良品のテーマパーク”をどう楽しんだらいいのか、出かけたらぜひチェックしたい、おすすめのポイントを紹介していきます。
前編では“食”に関するサービスを取り上げましたが、後編では、“自分印”をつけられるカスタマイズやホテルなど暮らしに関するサービスについて。
Contents 目次
「無印良品 銀座」の売り場は他店と何が違う?
「無印良品 銀座」には、今まで好評だったサービスはもちろんのこと、新たにスタートする売り場や限定サービスなどがいろいろあります。編集部が注目した見どころをピックアップしてみました。
売り場での新体験1「専門スタッフによるMUJI SUPPORT」
自分にあった服のコーディネートやスタイリングを無料でお手伝いをしてくれる「スタイリングアドバイザー」制度や、「部屋の隙間に収まる棚が欲しい」「ティーポットの割れた蓋だけ手に入れたい」などといった日々の暮らしのちょっとしたお悩みや困りごとを解決する「MUJI SAPPORT」サービスを展開しています。
売り場での新体験2「デザイン工房で持ち物にカスタマイズ」
2階にあるデザイン工房では、お店で買ったシャツ、ハンカチ、バッグ、タオルなど、布製の衣料品や雑貨、インテリア用品にマークや文字、手書きイラストの刺繍を入れられます。所要時間は 2~3時間。18時までに注文すれば、最短で即日持ち帰りも可能です。“無印”の物に、世界にひとつしかない自分だけの“印”をつけましょう。
売り場での新体験3「サステナブルな買い物袋」
ポリエチレン袋の使用とゴミを減らすため、持ち帰りの包装は紙袋とリサイクルバッグに切り替えています。大きな商品にぴったりのリサイクルバッグは大と小の2サイズがありいずれも150円。不要になったリサイクルバッグは、全国の無印良品の店舗に返却すれば150円は返金されます。
暮らすように旅をする起点「MUJI HOTEL」
6~10階は“アンチゴージャス、アンチチープ”をコンセプトにした世界で3店舗目、日本では初となる「MUJI HOTEL」です。9タイプ全79室の客室は家にいるようなホッとできる心地よい空間を目指して設計され、時間が作り出す風合いの豊かさが感じられるよう、共用部には100年以上前に東京を走った路面電車の敷石や古い船の鉄板が再利用されています。フロアライトやグラス、ドライヤーなど客室の備品の多くが無印良品で買うことができます。
・ミニマルを極めた部屋
・本を読んで夜が更ける部屋
・ゆったりくつろげる部屋
【Information】
MUJI HOTEL GINZA
https://hotel.muji.com/ginza/ja/
Shop Data
無印良品 銀座
所在地:東京都中央区銀座3-3-5
構成:
7-10F MUJI HOTEL
6F MUJI HOTEL フロント、ATELIER MUJI、日本食レストラン「WA」
1-5F 無印良品 売り場
B1F MUJI Diner
https://shop.muji.com/jp/ginza/
取材・文=安藤政弘 撮影=真名子
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