「美容のプロは、ポーチに何を入れているの?」そんな疑問に答えてくれたのは、美容師の高倉里美さん。高倉さんによると、感染症の予防がきっかけでマスクが必需品となってから、ベースメイクのやり方を変えると同時に、ポーチの中身を総入れ替えしたのだそう。今ポーチに入れるべきマストアイテムを教えていただきました。
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必要最低限のものを、ギュッと厳選
いつマスクをはずしてもキレイな状態を保てるよう、ポーチの中身はそれ相応のメイク直しに必要なものへと総入れ替えしました。
「HABA スクワランオイル」「ヴィセ アイブロウペンシル」「SUQQU(スック) のアイシャドウ」「メイベリンSPテイインククレヨン」「CHANELの口紅」「ネイル キューティクルオイル」「コンパクトミラー」そして「予備のマスク」。
すべて小型のポーチに余裕で入るコンパクトサイズのアイテムを必要最低限入れています。
今の新しい生活様式になってから、これらに加えて3つのアイテムをポーチに欠かさず入れるようになりました。
Obagi クリームファンデ
マスクで覆われているところと、そうでないところでは時間の経過とともに肌の質感が変わるので“崩れないメイク”をすると、じつはメイク直しがとても大変なんです。
なので私は、スキンケア後はObagiのクリームファンデのみを使って、粉は使いません。ベースメイク直しもこれだけ。
メイク直しの定番である“お粉”をつけるとメイク直しに手間がかかるだけでなく、蒸したマスクのなかでは肌トラブルを招きやすく、大人ニキビができやすくなります。定期的にマスクをはずし、口まわりの汚れをとってメイクを直してあげるだけで、肌を清潔に保てるんです。
Obagiのクリームファンデは、メイクしながらスキンケアができ、薄づきなのにカバー力もあります。
また、汗をかくとUV効果も薄れてきますから、定期的にメイク直しをすることで、より紫外線予防効果を得られるので、ポーチに入れて持ち歩くのにおすすめです。
BY ROLAND薬用ハンドジェル
水なしで除菌できるのに、保湿効果もあり肌にもやさしい除菌ジェルは、ポーチの定番アイテムに。伸びのよいさらっとしたジェルで、アルコールのニオイもきつくなく、子どもにも使いやすいです。
この除菌ジェルに出会う前は、詰替え用のボトルに自分で入れて持ち歩いていましたが、手を除菌する頻度が高いので、2〜3日ですぐなくなっていました。「BY ROLAND薬用ハンドジェル」は大きさも持ち歩きにちょうどよいサイズ感で、“気づいたらなくなってしまうかも…”なんて気にせず使えるので気に入っています。
水がない場所でのメイク直しの前後にも使えるので、おすすめです。
アウトドア ボディスプレー エクストラ
マスクにシュッとスプレーするだけで、マスクのなかが柑橘系の香りでスッキリするボディスプレーもポーチの定番に。虫よけにも使えるので、これからの季節に欠かせません。
天然由来成分100%で作られているので、頭や首もと、衣類に直接つけられるのもうれしい。外出先で神経質にならずに、さっとつけられるところがおすすめです。
まさに今の環境にフィットする、高倉さんのポーチの中身。ぜひ参考にしてみて下さいね。
文/高田空人衣