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「マスクで隠れるから…」って諦めないで! 二重あご・ほうれい線【エイジング悩み】はセルフケアで解消
Contents 目次
目もとのたるみやクマに効果的なマッサージとは?
眼輪筋は目をパッチリと開くための筋肉。これが衰えてしまうと、まぶたを引き上げる力が弱ってまぶたが重く垂れ下がり、眠そうな目に。目の印象もぼんやりして目力も弱くなります。クマは、同じく眼輪筋の下部が影響しています。上下の眼輪筋をマッサージすることで、パッチリと開いた明るい目もとになります。
「パソコンやスマホの見過ぎによる眼精疲労も、目のたるみやクマの要因に。疲れてこりかたまったせいできちんと使えていない眼輪筋をマッサージしましょう。また目の疲れや血行不良は首こりも引き起こします。お風呂などで首を温めながら眼輪筋のマッサージをすると、より効果的ですよ」
「ゴルゴ線」はなぜできる!?
目頭からほおにかけてたるんだように線が入る「ゴルゴ線」は、疲れて暗い印象に見えてしまいます。加齢によるシワだと思ってあきらめている人も多いかもしれませんが、目もとのトレーニングで解消できます。
「ゴルゴ線は、眼輪筋がゆるんで脂肪がたまりやすくなり、ほおがたるむことが原因。目の下に縦に伸びる口角挙筋がゆるんでいます。これを引き上げる力を鍛えることで解消できますよ」
<眼輪筋をほぐして、明るくすっきりした目もとに>
お湯で濡らした温かいフェイスタオルを丸めて、湯船のふちに置き、首に当てながら行いましょう。白目に近い場所なので、傷つけないよう注意しながら行いましょう。
眼輪筋の上部をほぐす
眼輪筋をほぐして、目をすっきりと開けられるようにするマッサージ。
ぼんやりと眠そうに見える目がすっきり。
眉頭、眉の中央、眉尻の3箇所にそれぞれ指を当てる。少し上に持ち上げたら、小刻みに左右に動かす。イタ気持ちいいくらいの力加減で、筋肉をほぐすイメージで。1分間続ける。
目の下のクマを解消
目の下の巡りをよくしてクマを解消するマッサージ。明るい印象の目もとに。
目の下にある骨のキワに、目頭、中央、目尻の3箇所に指を当てる。少し奥にある骨のキワの筋肉にアプローチするように、小刻みに左右に動かす。イタ気持ちいいくらいの力加減で。1分間続ける。
ゴルゴ線を解消するトレーニング
目の下に縦に伸びている口角挙筋をトレーニングして、下まぶたを引き上げる力をアップ。
(1)
人さし指で軽くほおを引き下げる
黒目の下のたるみが気になる部分に、人さし指を置いて、ほおを少し下に引っ張り負荷をかける。
(2)下まぶたを意識して上げる
まぶしくてまぶたを閉じるようなイメージで、下まぶたを上にあげる。ほおに置いた指が引き上げられていることを意識しながら行う。<1>と<2>を、30回(約1分間)行う。1日3セット行うと効果的。
毎日少しずつ続けて習慣にすることで、すっきりとした明るい印象の目もとが蘇ります。筋肉は正しく使えばたるまないし、血行不良も改善されるはず。ふだん使えていない人ほど、効果も早く感じやすいそうですよ。ぜひチャレンジしてみてください。
『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』(学研プラス)
撮影/山上忠 モデル/宮崎葉 文/高野瞳