サロンに行く時間が取れない人は必見！最新光美容器でできるムダ毛ケア

最初に筆者のムダ毛ケア状況をお伝えすると、かれこれ２年ほど光脱毛サロンに通い、全身の脱毛施術コースが終了した段階です。ところが、施術前よりも全身の毛量は減ったものの、脚やVIOなどは、まだまだ期待通りの脱毛状態にはなっておらず、自己処理は欠かせません。本来であれば、サロンで継続して施術を受けたいところですが、サロンの予約は常にいっぱいで、なかなか希望の日時に予約をとれないことにストレスを感じていました。

また、全身の脱毛施術を受けるには、全裸にならなければならないことや、前日から施術後数日間は使用する化粧品が限られることなどもあり、定期的にサロンに通うこと自体を負担に感じるようになっていました。そんな折、豊富な美容機器ラインナップでおなじみのパナソニックの光美容器「スムースエピ（ES-WG0A）」を試してみる機会に恵まれ、さっそく使ってみることに。なお、家庭用の光美容器でのムダ毛ケアは初体験です！

光美容器は、光エステや脱毛のサロンと同じように、黒い色に反応するIPLフラッシュという光を肌に照射する美容機器です。IPLとは「インテンス・パルス・ライト」の略で、カメラのフラッシュのような光で肌を照射すると、毛の黒色に反応し、毛先に熱を加えてムダ毛を目立ちにくくします。
また、ムダ毛ケアは、発毛サイクルに合わせてくり返しケアを行う必要があるので、肌への刺激は極力、抑えたいところです。スムースエピは、パナソニック史上最高の光のパワーを発揮しながらも、スキンプロテクト冷却という急速に肌を冷やす機能がついているので、肌への刺激を抑えられるのが魅力です。

私が光脱毛サロンに通っていたときの経験では、光を照射する熱さよりも、照射後に肌にぬる冷却ジェルのあまりの冷たさに耐えることのほうがつらかった、という思い出があります。肌の冷却が快適にできるのか？ということも、実際に使ってみてチェックしたいポイントです。

スイッチを入れたら即ケアスタート！ 簡単さが魅力

●事前準備は？
スムースエピは素肌に使用します。肌に化粧品がついた状態はNGなので、私はお風呂上がりの肌に使用しています。機器を水にぬらすことはできないので、脱衣所などでケアしていますが、よりリラックスして行うならお休み前にベッドの上などでもいいですね。

照射する部分の毛は、電気シェーバーやカミソリを使って必ず除毛し、毛くずやシェービング剤は洗い流します。肌についた毛くずや水分、汗をしっかりとふきとった状態になったら準備完了です。

●スムースエピの使い方
部位や範囲に合わせて、フェイス＆ボディ、IOゾーン、WIDEの３つのアタッチメントから選んでとりつけます。あとは電源を約３秒間長押しすればスタートできます。

さっそくスムースエピを使用してみます。
本体は片手でも十分動かせる重さだと感じました。

本体にはスキンセンサーがついていて、肌に当てると使用できる肌色かどうかを検知し、肌色に合わせたおすすめの照射の出力レベルを教えてくれます。おすすめのレベルを参考に、自分で出力レベルや照射モードを選んでから、いよいよ肌に照射です。

アタッチメントを肌に垂直に密着させると、自動的に照射と肌の冷却がされます。肌に当てた部分がピカッと光るので、照射されたことがわかります。
私の場合、レベルの中で1番強いLｖ５で照射した場合でも、熱さはポッと暖かな感じで、しかも一瞬なので、ほとんど気にならない程度でした。出力がもっとも高いハイパワー照射モードで使用した場合も、肌刺激カットフィルターが刺激になりやすい光のエネルギーを一部吸収してくれるので、デリケートな肌にも使いやすい設計になっています。

肌の冷却については、約10℃の設定になっています。肌を冷やし過ぎて不快にならない冷却温度にこだわっているそうですよ！　気温の低い冬場などにも、これならお手入れを続けられそうです。実際に使用してみると冷たさは一瞬なので、私の場合は肌が冷たいと感じる間もないくらいでした。

ケア後は冷やしたぬれタオルなどでクールダウンし、肌の保湿をします。私の肌ではお手入れ後に赤みなどが出ることはありませんでしたが、肌の状態に変化がないか、しっかりと観察しておくことが大切です。

●気になるムダ毛ケア効果は？

今回、脚とVIOゾーンについて、右脚・右側のみに照射をし、ムダ毛ケア効果を比べてみました。２週間に一度ケアをするというおすすめのお手入れ間隔に合わせて計３回照射を行い、ケアの前と、ケアのあと（６週間後）でムダ毛の状況をチェックしてみました。

脚は、照射をしていない左脚はムダ毛がまた生えてきていますが、照射をした右脚は、ムダ毛の目立ちはほぼゼロといえる結果でした！

VIOゾーンは、毛質がしっかりしているためか、ムダ毛が目立たなくなるまでに時間がかかるようで、脚のようにすぐに効果が実感できるわけではないのですが、照射した側は明らかにムダ毛が気にならなくなってきたことが実感できました。
また、脚のつけ根に近い部分の肌は、過去のカミソリなどでの自己処理のくり返しや下着のこすれなどによる色素沈着で、肌色がくすみ、毛穴が目立ちやすい状態になっていましたが、肌がなめらかになり、肌色が少しずつ明るくなってきていると感じられました。これは光脱毛を行った際の、もうひとつの作用として、美肌に導く効果があるためです。使い続けることでくすみの原因となる角質をはがしやすくし、毛穴の目立ちにくさやハリ感、キメ感、明るさ、そして冷却効果による引き締まり感の５つの美肌効果を実感できるのだそう。VIOゾーン周辺の肌はくすみやすいので、美肌効果のためにも照射を続けていくとよさそうです

お手入れ中に難しいと感じたのは、照射された部分とされていない部分を見た目で区別することができないこと。そのため、アタッチメントをずらしながら照射するときに、照射し忘れる部分があっても気づけないのです。これはこの機器に限ったことではありませんので、自宅でのケアは焦らず根気よくお手入れをくり返すことが大事だと言えますね。

いずれにしても、わずか１か月半の使用期間で明らかなムダ毛ケア効果を感じることができ、これなら自宅でケアをしたほうが、余計なストレスがなく続けやすいと思いました。

ちなみに、１台で30万回の照射が可能です。年間の平均的な照射回数は、ひとり当たり２万回程度だそうなので、全身を思う存分ケアすることができます。家族やパートナーとシェアして使えば、コスパがぐんと上がりますね。
来年の春夏の肌の露出に備えて、今からお手入れを始めてみませんか？