手・指先あれの原因は、近年の生活習慣の影響が大きい

スマートフォンやPC、さらに近年の感染症対策によるアルコール消毒増加など、日ごろから使うことの多い指先は手の中でもとくにあれやすい部分です。

指先があれてしまう原因として、たとえばスマートフォンを頻繁に操作すると、タッチパネルとの摩擦により皮脂や水分が奪われ指先に負担がかかってしまうという外部要因のほか、指先は体の末端部位のため血行不良になりやすく、冷えが乾燥を招いてしまうという内部要因も考えられます。

さらに、ユースキン製薬が行った調査※によると、指先があれている人の約９割以上の人がふだんからハンドクリームを使用しているにも関わらず、じつはその半数以上が指先までハンドクリームを塗れていないと回答したとのこと。

みなさんはハンドクリームを塗る際に、しっかりと正しい塗り方で指先までケアできているでしょうか？　ハンドクリームを使用していても、量や塗り方に問題があり、指先のケアが不足していることも指先あれの要因となっているのかもしれませんね。
※手荒れとハンドクリームの塗り方に関するアンケート
（2023 年２ 月９ 日～２ 月28 日／インターネットによる任意回答／1010－70 代男女／501名／ユースキン製薬）

このように、ふだんのケア不足に加え、近年の生活環境による影響から手や指先があれてしまっている人が増えているのではないでしょうか。

ちょっと待った！　ハンドケアの前に「手の自撮り」を

このような結果を踏まえ、「今日からハンドケアを始めよう！」と感じた人もいるはず。ですが、まずはハンドケアやマッサージをとり入れる前に手・指先の状態をチェックしておくことがじつはとても重要！　そこで行いたいのが、ユースキン製薬が提唱している「ハンドセルフィー」なのです。

「ハンドセルフィー」とは、スマートフォンのカメラで指先を撮影し、写真を拡大して手の状態を把握してからケアを行うという方法。

やり方はとっても簡単！
①指先を中心にピントを合わせて撮影
②写真を拡大し、指先のあれを確認
③チェックする習慣をつけることで、早めのケアにつながる

ハンドセルフィーで指先の状態をチェックすることで、今まで気づかなかった指先のカサつきや、ささくれを簡単に見つけることができるので、ハンドクリームを塗る前やマッサージを行う前にはぜひとり入れてみましょう！

「意外と指先があれていた!?」編集部員のハンドセルフィーレポ

ということで、実際に編集部員が、ハンドセルフィーで手の状態をチェックしてみました。

今回ハンドセルフィーを行った編集Ｍは、冬場にお湯で食器洗いをするため、この時期はかなり手肌が乾燥気味の自覚あり。まずは手の写真をとったものがこちら。

全体的にパッと見るとそこまで指先あれは気になりませんが…

写真を拡大して指先をよく見てみると、ささくれや指先がカサカサしている様子がわかります。

もともと乾燥の自覚はあったものの、この時期はハンドクリームをこまめに塗るようにしているので比較的乾燥を防げていると思っていたのですが、手の自撮りをしてみると想像以上に指先があれていることが判明！　「ハンドクリームを塗っていたけれど、指先は意外とケアできていないんだ…」と驚きです。

この結果を受け、ハンドセルフィー後はただ目でみるだけでは気づけなかった細かな部分のケアに力を入れ、指先までしっかりとハンドクリームを塗るように心がけるようになりました。

このようにケアを始める事前にハンドセルフィーでチェックすることで、今まで自分では把握できていなかったケア不足の部分がわかるため「どんなハンドケアをすればいいのか」「どの部分に力を入れてケアを行っていくか」がわかりやすく、とっても便利な方法だと感じました！

まだまだ乾燥の季節は続き、手あれが起こりやすい時期。
手あれ知らずのキレイな手を作るために、みなさんもぜひハンドケア前に「ハンドセルフィー」を活用してみてはいかがでしょうか。

文／FYTTE編集部