夏は体力的に厳しい季節ですが、それは肌にとっても同じ。夏はざらつきやニキビ、肌荒れなど、全般的な肌トラブルが出やすいときです。肌トラブルを未然に防ぐには何といっても基本のスキンケアから。今回は、美容家の岡本静香さんの著書『自分の肌を好きになったら運命は変わる』から、美肌のためのクレンジングと洗顔についてお伝えしていきます。
Contents 目次
心地よさとメイクの濃さを基準に
クレンジングによって肌の状態は大きく左右されます。
オイル、ミルク、ジェル、拭き取りなどたくさんの種類のクレンジング剤がありますが、何を選んでいますか。
クレンジングを選ぶ基準は第一に「心地よさ」。
そして、「迷ったときにはメイクが軽い日はミルクや拭き取り、しっかりメイクをする日にはオイル」をおすすめしています。
ベースメイクも薄めで、ウォータープルーフのものもあまり使わない日には、洗浄力が優しいミルクや拭き取りタイプ。
ばっちりアイメイクや口紅を塗った日は、ストレスなく速く落としてくれるオイルを選んで。
「大切なのはメイクを落として寝る習慣です。メイクをしたまま眠ってしまうと、翌朝どんなに頑張っても、挽回には時間がかかります」
洗顔料は細かい汚れを落とし、角質を整えるもの
クレンジングの後は洗顔です。今はぬるま湯洗顔やタオルで拭き取る洗顔法もあります。
「クレンジングはメイクを落とすもの、洗顔料はより細かい汚れを落としたり、角質を整えるものです。夜使うならば、外を歩いてついてしまったホコリや排気ガスなどの汚れをきれいにしてくれます。朝使うならば、寝ている間に表面に浮き出てきた角質や、たっぷり寝た夜の汗、そこについたホコリをきれいにしてくれます」
洗顔料も使い分けが肝心です。
どのように使い分けるのがいいのでしょうか?
「まず、クレンジングに“ダブル洗顔不要”と書かれたものを夜使う場合は、洗顔料を使わなくてもいいでしょう。その翌朝にテカリやベタつきが気になったら、洗顔料を使ったほうが気持ちよく保湿を始められます。
あまり外に出ていなくて、メイクをした時間も短ければ、クレンジング後、ぬるま湯だけでもOKです。
前の夜、洗顔料をたっぷり使って洗った朝、鏡に写った肌が明るく、十分と感じたら、化粧水を浸したコットンで拭き取る程度でもいいでしょう」
岡本さんおすすめのクレンジング&洗顔料5選とは?