気になる汗や臭いの原因と予防法

暑い季節になると気になるのが汗や臭い。汗はほどんどの成分が水であり、皮膚にある汗腺（かんせん）から作られます。体温が上がると体の水分を汗として出すことで体温を一定に保つ働きがあるので、汗をかくことは体にとって必要なことです。

本来、エクリン腺から出る汗には臭いの原因となる物質は含まれていませんが、皮脂やアカと混ざることで細菌が繁殖し、臭いの元となります。また、アポクリン腺から出る汗も細菌の繁殖によって臭いの原因となります。

この汗腺にはろ過機能があるのですが汗腺が弱くなっていたり、体内に不要な老廃物をため込んでいると、ろ過しきれずに汗と一緒に放出することで臭いの原因となるのです。

＜日常生活の中でできる汗の臭い予防法＞
・日ごろから運動や入浴によって汗を出し、汗腺の機能を高めておく
・不要な老廃物を体内にためこまない
・汗をかいたり、皮脂やアカの出やすい場所（足や爪周り、首や耳周り、わき、デリケートゾーン）は清潔にすること

帰宅したらボディソープなどでていねいに洗い、短い時間でもいいので湯船につかり毛穴を開いて汗を出すようにし、体内に毒素をため込まないようにしましょう。

ドラッグストアで買える優秀アイテム３選

日中、仕事の合間や外出していると汗をかくこともあってベタつきや臭いが気になるなんてこともありますよね。そんなときき、さっと汗やベタつき、臭いをケアできるアイテムがあると便利。バッグの中に忍ばせておきたいアイテムはドラッグストアでも豊富にそろっています。

今回は私が実際に使ってみてこれは優秀！
というアイテムをご紹介します。

SEABREEZE シーブリーズ デオ＆ウォーター

ミストタイプになっているのですが、汗をかいてベタつきが気になってさっぱりしたい！　というときにおすすめ。

ミストの中には爽快成分のパウダーが配合されているので、気になる部分にシュッとひと吹きして伸ばすだけてサラッとした肌ざわりと汗を抑えてくれる働きがあります。

デオ&ウォーターの種類は７種類あり、レモンのようなフレッシュ感のある香りやさわやか系の香り、マリン系の香り、ベリー系の香り、石けんの香り、つけたときに清涼感のあるアイスタイプなど豊富にそろっています。その中でも４種類だけこちらで紹介したスプレーボトルタイプのものやコンビニ限定で持ち運びに便利なミニボトルタイプもあります。好みや用途によって選ぶといいですね。

キメの細かいミストを肌につけて伸ばすとスッと浸透します。しばらくすると爽快成分が肌をクールダウンしてくれるので風が当たると涼しく感じます。

肌の表面もサラサラするので外出時などにサッとひとふきするだけで汗のベタつきをリセットしてくれます。

Ban 爽感さっぱりシャワーシート

デオドラントアイテムで有名なBan。
厚手で立体メッシュのシートタイプによって気になる汗や皮脂をふきとりながら汗の臭いを予防します。

こちらのタイプはノンパウダーなのでデオドラントシート特有のサラサラ感が苦手という人にもおすすめ。

汗をふきとりたい！　さっぱり感が欲しい！　という場合はボディシートがおすすめです。香りはフローラルタイプのものが多く、さわやかさと華やかな香りが続くことも特徴です。

汗がダラダラと出てくるとふきとりたくなりますよね。そんなときは厚手のシートタイプのものを常備しておくと、汗をふきとりながら、さわやかな香りもするので、気になる汗の臭いも一緒に予防してくれますよ。

NIVEA リフレッシュプラス アクアモイスチャーボディジェル

こちらはジェルなのですが、肌に塗っていくうちにローションに変化しながらスーッとした清涼感があることが特徴。

外出前に汗の出やすい部分に塗っておくと、しばらくのあいだ清涼感があり汗やベタつきをブロックしてくれます。
塗るとすぐにローションになり、スーッとなじむので肌の保湿と爽快感が一緒になったようなアイテムです。お風呂上がりや寝る前にさっと塗っておくのもいいですね。

汗をかくことは体温調整のためにも必要なことですが、臭いを発生させないためには汗腺の強化や日ごろから代謝をよくしておく、老廃物をため込まないということが大切ですね。
しかし、日中の気になる汗や臭いはドラッグストアで購入できるアイテムを使って予防対策を！