「なんだか目もとにハリがなくなった」「目もとに線のようなシワがある」など目もとの乾燥やシワに対する悩みがある人も多いのではないでしょうか? 今回は目もとのスペシャルケアについてエステティシャンである筆者がご紹介します。
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エステ流!目もとのスペシャルケア
目もとの皮膚はほかの場所に比べて薄く、皮脂腺や汗腺がないため、乾燥しやすく、さらに紫外線や摩擦によるダメージを受けやすいことが特徴です。紫外線や摩擦によるダメージを受けることでシミの原因になり、乾燥や表情の変化によってシワの原因になります。
・スキンケアしても目もとが乾燥しやすい
・目もとに細かな線のようなシワがある
という場合は肌表面が乾燥しているか乾燥をくり返していることでひび割れのようにシワができていることが多いです。これらを放置してしまうとシワはどんどん深くなり、線が長くなります。
・以前はなかった目袋が目立つ
・目もとにハリがない
という場合は目もとのコラーゲンやヒアルロン酸が減少し、うるおいや皮膚のハリが足りないことと、皮膚のたるみによって目袋が目立ち、目もとに引き締まりがない状態です。
若いうちは目袋があるとかわいい印象に見えますが、目もとにハリがなくなることで一気に影っぽく見え、老けた印象に見えます。
シワやたるみを進行させないためにも、次にご紹介する目もとのスペシャルケアをとり入れていきましょう!
(1)クレンジング洗顔後、化粧水をたっぷり含ませたコットンを用意します。
コットンを伸ばし、目を開けた状態で下まぶたギリギリにコットンを置く。目をつぶり、まぶたの上からコットンをのせて約2分置きます。
(2)保湿力の高いヒアルロン酸やコラーゲン、プリテオグリカン(美容業界で注目を浴びた高保湿成分)が含まれている美容液を手にとり、皮膚を引っ張ったり摩擦しないように、やさしくなじませます。
(3)保湿クリームを薄く広げるようになじませて、ミルフィーユを作るように2回~3回重ねます。
(4)もう一度化粧水を含ませたコットンを(1)のように置き、上からラップをして約2分パックします。
乾燥によるシワが気になっている人は、ヒアルロン酸ニードル(ヒアルロン酸を非常に小さい針状にかためた美容液のこと)やシワを伸ばす成分であるアルジルリン(ペプチドの一種/シワにおすすめな成分)が含まれている美容液や目もとパックをとり入れるのもシワ対策になります。
目もとのたるみやハリが気になる人は、レチノール(ビタミンA/シワやほうれい線などハリと弾力にアプローチする成分)やヒト幹細胞培養液(*)が含まれる美容液や目もとパックをとり入れると目もとを引き締めながらハリを与えてくれます。
*ヒト幹細胞培養液…皮膚の老化予防となる真皮幹細胞や線維芽細胞などに働きかけて細胞の成長を促すエキス。ヒト由来なのでヒトの肌に適合しやすい。
目もとが気になると言っても、シワかたるみかによって原因や効果的な美容成分が違います。悩みにあった美容液やクリームをとり入れて、日ごろから目もとのスペシャルケアをとり入れてみてはいかがですか?