台湾を代表する烏龍茶の凍頂(とうちょう)烏龍茶。半発酵茶で、一般的な烏龍茶よりは緑茶に近い味わいとされます。脂肪の吸収を抑える烏龍茶は優秀なダイエットティー。また最近ではメチル化カテキンが含有されていることから、花粉症によいお茶としても知られるようになっています。無印良品からも凍頂烏龍茶が登場したので、さっそく試してみました!
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アレルギー対策によいメチル化カテキンのお茶
一般的な烏龍茶とは違い、台湾茶の凍頂烏龍茶は発酵度が低いため、色合いや味わいが緑茶に近いとされます。
近年、“花粉症などのアレルギー症状によいお茶”としてよく知られるようになりました。
ポリフェノールの一種、メチル化カテキンという成分が豊富なためで、アレルギーによる眼、鼻、皮膚などの症状を抑えることがわかっています。
メチル化カテキンは日本のお茶「べにふうき」にも多く含有されている成分です。
また烏龍茶なので、緑茶に比べるとカフェイン量が少ないというメリットも。リラックスしたいときや夜に飲んでもあまり気にならないでしょう。
さわやかな香りと淡い緑茶のような水色
無印良品の「凍頂烏龍茶」は便利なティーバッグタイプで、9袋入り。茶葉は台湾発祥の製法でつくられており、ティーバッグをよく見るとコロコロと丸い形の茶葉がたくさん入っています。
この丸くかためた茶葉のなかに味と香りが封じ込められているとか。茶葉の香りがなんともさわやかです。
140mlの沸騰したお湯にティーバッグを入れ、約2分ふたをして蒸らします。こうすることでうま味を引き出すことができるそう。
一般的な烏龍茶は茶色ですが、凍頂烏龍茶は緑茶に近い色合いで渋い緑色です。とてもキレイな色合いで、高級茶葉を思わせます。
味わいはスッキリとしていて、烏龍茶とも緑茶に近いともいえそうな味わい。フローラルなすがすがしい香りがありつつ、飲みやすく、決して食事の邪魔をしません。緑茶を飲み慣れている人には飲みやすいでしょう。
台湾といえば昨年ブームになったタピオカですが、せっかくの台湾茶ということで、冷凍タピオカと凍頂烏龍茶でタピオカティーにしてみました。
さっぱりとしていて香り高く、おいしくいただけましたよ。これからの季節は、バニラアイスと合わせてもいいですね。
台湾茶 凍頂烏龍茶(1.8g×9袋) 税込390円
文・写真/庄司真紀